アーノルド、今夏リヴァプール退団が決定! 20年過ごしたクラブに別れ「新たな変化、新たな挑戦が必要だと感じるようになった」

【欧州・海外サッカー ニュース】リヴァプールは5日、トレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い、今夏に退団することを発表。

リヴァプールは5日、トレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い、今夏に退団することを発表した。

6歳の頃からリヴァプールの下部組織に所属し、18歳でトップチームデビューを飾ったアレクサンダー=アーノルド。以降、攻撃的サイドバックとしてチームを支え、これまでクラブ通算公式戦352試合23ゴール92アシストを記録して、チャンピオンズリーグ(CL)優勝やクラブ初のプレミアリーグ制覇などのタイトル獲得に貢献してきた。そして、今季はここまで公式戦42試合4ゴール8アシスト。アルネ・スロット監督体制1年目でのプレミアリーグ制覇を成し遂げた。

そんなアーノルドはかねてよりレアル・マドリーへの移籍が噂されており、その去就について注目を集めていた中、この度リヴァプールでのプレーに終止符を打つことに。同クラブに別れを告げることとなったアーノルドは、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「まず第一に、これは決して簡単な決断ではなかったと伝えたい。多くの思いと感情を込めて決断した。僕はここで20年間過ごし、一瞬一瞬を愛し、夢をすべて叶え、ここで望んでいたことをすべて実現してきた」

「20年間、毎日全力を尽くしてきたが、選手としても人間としても、新たな変化、新たな挑戦が必要だと感じるようになった。そして今こそ、それを実行するのに適切な時期だと思ったんだ」

「伝えたいことはたくさんある。何よりも、心から感謝している。みんなは最初からずっと私と共にいて、支えてくれたし、いつもそばにいてくれた」

「みんなからのサポート、愛、みんなが僕にしてくれたことすべてをいつも気づいていた。一瞬一瞬を大切にしてきたし、みんなもその気持ちに応え、僕がクラブのためにできる限りのことをしてきたと感じてくれていたら嬉しい」

「僕はただ、試合に勝ち続けることができることを願っている。(僕の決断に関する)騒ぎが、僕らが今シーズン達成してきた事実を損なわないことを望んでいる」

「素晴らしいシーズンだった。その一員になれたことは素晴らしい経験だ。みんながこのニュースにあまり長くとらわれず、他の選手たちの活躍を祝福してくれることを願っている」

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