男子110mハードル 村竹ラシッドが今季ベスト13秒08の4着、王者ホロウェイに競り勝つ【陸上DLパリ大会】
■ダイヤモンドリーグ(DL)第8戦(日本時間21日、フランス・パリ) 陸上の世界最高峰シリーズ戦、ダイヤモンドリーグのパリ大会が行われ、男子110mハードルで、日本記録保持者の村竹ラシッド(23、JAL)が今季ベストタイの13秒08(+1.1)をマークし、4着でフィニッシュ。 【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手 予選を同じく13秒08(+1.4)の組1着で通過した村竹は、決勝は第5レーン。序盤は若干出遅れるも隣の第6レーン、世界陸上3連覇中でパリオリンピック™金の王者、G.ホロウェイ(27、アメリカ)とほぼ横並び中盤まで粘った。後半はさらにスピードに乗ってホロウェイの前に出て首位争いを繰り広げた。自身が持つ13秒04の日本記録(23年9月、日本学生対校選手権)に迫る好走で、ホロウェイには競り勝ったが、自己ベストタイを記録した世界陸上オレゴン銀のT.カニンガム(26、アメリカ)らに及ばなかった。 村竹はパリ五輪で日本人初の5位入賞を果たし、今年のDL第1戦(4月26日、中国・厦門)では東京世界陸上(9月)の参加標準記録(13秒27)を突破する13秒14をマーク。2大会ぶりの世界陸上代表に内定した。DL第2戦(5月3日、中国・紹興)では13秒10の好タイムで2着に。 5月18日に国立競技場で行われた「セイコーゴールデングランプリ陸上」では、13秒16(-1.1m)で制し、アジア選手権(5月29日、韓国・クミ)では13秒22(+0.7)で初優勝。連勝で好調をアピールし、今大会でも世界の強豪を相手に堂々のレースをみせた。 【男子110mハードル・結果(上位5人)】 1)T.カニンガム 13秒00 ※自己ベストタイ 2)D.ビアード 13秒02 ※自己ベスト 3)J.ジョセフ 13秒07 4)村竹ラシッド 13秒08 ※今季ベストタイ 5)G.ホロウェイ 13秒11 ※今季ベスト
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