【ヤクルト】広島戦6連勝ならず 吉村6回5失点6敗目 同点6回モンテロ、ファビアンに被弾 村上の犠飛、山田の適時打で一時勝ち越しも
■プロ野球 広島 5-3 ヤクルト(16日・マツダスタジアム) ヤクルトは広島に競り負け38勝59敗5分で借金は21となった。広島戦6連勝はならなかった。先発の吉村は6回5失点のピッチングで6敗目を喫した。1点ビハインドの3回表に村上の犠飛、山田の適時打で2-1と勝ち越す。2-2の同点の6回にモンテロに7号ソロホームランを浴び、勝ち越された。その後、ファビアンにもレフトへの13号ソロホームランを浴び、さらに2点を追加された。 スターティングメンバーには1番ライト・太田、2番ショート・長岡、3番レフト・内山、4番サード・村上、5番ファースト・オスナ、6番セカンド・山田、7番キャッチャー・中村、8番センター・岩田、9番ピッチャー・吉村が入った。ショートには伊藤に代わり長岡が入った。キャッチャーには古賀に代わり中村が入った。 先発は吉村。ここまで16試合に登板して、4勝5敗、防御率3.30。前回8月9日の阪神戦(甲子園)では6回2失点のピッチングで勝ち負けはつかなかった。広島戦では7月1日の試合(マツダスタジアム)で7回2失点のピッチングも勝ち負けはつかなかった。 1回裏、1死から2番・中村奨に中安打で出塁を許す。しかし、3番・小園は二ゴロに打ち取るも、4番・末包には左中間へのタイムリーツーベースヒットを浴び、1点を先制される。5番・坂倉には四球を与え、2死一・二塁となる。しかし、モンテロは中飛に打ち取り、追加点は許さなかった。 2回表、先頭の村上が中安打で出塁する。続くオスナは三ゴロで1死二塁のチャンスをつくる。山田は中飛、中村は死球で2死一・二塁となる。岩田は12球粘り、四球を選び、2死満塁のチャンスをつくる。しかし、吉村は一直に倒れ、得点はならなかった。 3回表、先頭の太田が右安打で出塁する。続く長岡はショートへの内野安打で出塁し、エラーも絡み、無死一・三塁のチャンスをつくる。内山は四球で無死満塁となる。村上はセンターへの犠飛で1点を返し、1-1の同点に追いつく。オスナは左安打で1死満塁となる。その後、山田はセンターへのタイムリーヒットを放ち、1点を勝ち越し、2-1とする。1死満塁から中村は中飛、岩田は遊飛に倒れる。 5回裏、先頭の8番・菊池に三塁線を破るツーベースヒットを浴びる。9番・森下は四球で無死一・二塁のピンチを招く。秋山はピッチャーへのバントを試み、吉村は三塁に送球するも送球が逸れ、無死満塁となる。その後、中村奨の遊ゴロの間に1点を返され、2-2の同点に追いつかれる。1死一・三塁から小園は一ゴロ、末包は中飛で得点はならなかった。 6回裏、1死からモンテロに左中間への7号ソロホームランを浴び、2-3となる。その後、菊池に中安打で出塁を許すと、代打・ファビアンにはレフトに13号2ランホームランを浴び、2点を勝ち越され、2-5となる。 7回表、1死から内山が四球で出塁する。村上はライトへのツーベースヒットで1死二・三塁のチャンスをつくる。オスナはレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を返し、3-5とする。1死一・三塁から山田は三併打に倒れ、追加点はならなかった。 2番手は長谷川。小園に左中間へのタイムリーツーベースヒットを浴びる。しかし、末包は右飛、坂倉は左飛に打ち取る。 3番手は木澤。2死二塁からモンテロは空振り三振に打ち取る。 8回表、2死から代打。増田が右安打で出塁するも、太田は見逃し三振に倒れる。 4番手は矢崎。佐々木は空振り三振、菊池は中飛、代打・二俣は三ゴロに打ち取る。 9回裏、森浦から得点をあげられず、ゲームセット。