Steamの運営元Valveが1日で13トンのVRヘッドセットを輸入、間もなく発売のSteam Frameの初期出荷分か
ゲーム配信プラットフォームのSteamを運営するValveは、スタンドアローン型のVRヘッドセットである「Steam Frame」を2026年夏に発売予定です。このSteam Frameが、アメリカ国内に輸入されているとテクノロジーメディアのThe Vergeが報じています。
Valve just imported 13 tons of VR headsets in one day | The Verge
https://www.theverge.com/news/949517/valve-vr-headset-import-records-steam-frame-steam-machine-game-consoleVRデバイスブランドのEOZ VRでプロジェクトマネージャーを務めるブラッド・リンチ氏は、船荷証券をベースに企業の仕入れ先や仕入れ量などを検索できるウェブサービス・ImportYetiの情報をもとに、「Valveのアメリカ倉庫に最初のSteam Frameが輸入されました」とXに投稿しました。
The Vergeは、2026年6月10日にドイツのコンテナ船であるボーゼンが上海から2週間の航海を経て、アメリカのロサンゼルス港に到着しており、この船がほぼ間違いなくSteam Frameの初期出荷分を積んでいたと指摘。
ImportYetiで輸入記録を確認すると、Valveの販売パートナーであるCevaが、「Virtual Reality Devices」(VRデバイス)という説明書きのある約6400kgのコンテナを5つ(合計約32トン)を荷揚げしています。ここから、40フィートの輸送コンテナの重量(約3700kg)を差し引くと、実際に輸入された製品の総重量は約13トンです。
なお、Valveは2026年5月にも2日間で50トンのゲーム機を輸入しています。
Valve is receiving a ton of “Game Consoles” these past couple weeks in their USA distribution warehouse..
— Brad Lynch (@SadlyItsBradley) April 30, 2026
輸入記録の説明書きでは「Game Console」(ゲーム機)と「Virtual Reality Devices」(VRデバイス)「仮想現実デバイス」が明確に区別されているため、以前に輸入されていたのは「Steam Machine」であるとみられます。
また、The Vergeは「Valveは2026年5月にSteam Deckを3回に分けて受け取ったようで、5月18日に2回、5月30日に1回輸入したと考えられます」とも言及。同じ「Game Console」(ゲーム機)とだけ説明されているコンテナの中身をSteam MachineとSteam Deckで区別できる理由は、Steam Machine発表以前にValveが輸入していた「Game Console」(ゲーム機)と説明書きされたコンテナの重量が、2026年5月輸入分とほぼ同じだからです。 The Vergeはこれらの情報をベースに、「Valveはこれまでに大量のSteam Machineを輸入しており、その在庫は141トンに達している可能性がある」と指摘しました。
なお、Valveが着々と輸入を進めているSteam MachineおよびSteam Frameの詳細は、以下の記事にまとめてあります。
Steamに最適化されたVRデバイス「Steam Frame」をレビュアーたちが絶賛 - GIGAZINE
メモリ不足でSteam公式ゲーミングPCの発売が遅延&よくある質問集を公開しパーツの交換性やVR技術について解説 - GIGAZINE
Steam製ゲームコントローラー「Steam Controller」が登場、磁気スティック&トラックパッド搭載だがSteam以外のゲームで難ありとの声も - GIGAZINE
ValveがゲーミングPC「Steam Machine」とVRヘッドセット「Steam Frame」の2026年夏発売を発表 - GIGAZINE