フルサイズで9mmという特権。超広角レンズで広大な世界を切り取れ

Image: 焦点工房

視えるもの+αを切り取っていけ。

広角レンズは1mmの焦点距離の差が大きく、15mmと14mmでは相当の違いがあります。広角を突き詰めると魚眼レンズになっちゃいますしね。

しかし、フィッシュアイ化することなく一桁の広角っぷりを成し遂げたレンズが、焦点工房から新登場。いっぱい写せる広角こそ、フルサイズの特権だもの。

一桁広角ゆえの超ダイナミック

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新登場したのは、超広角のMF単焦点レンズ「9mm F5.6 ASPH」。焦点距離9mmを実現しているレンズは数えるほどしかなかったはずなので、すごい。

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いい広角っぷりだね〜。9mmなんて足元から映り込むだろうから、展望台のギリギリから撮ってそう(視野角132度)。絞り羽根は5枚で、絞れば10本の光芒も描けます。

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周辺はちょい流れ気味だけど、人物なら中央付近に持ってくるとか建物なら平行を意識するとかで対処はできそうです。トリミングしてもいいかもね。

対応マウントはソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、Lマウント。最短0.2mまで近づけるのも撮影の可能性を感じるところです。重量はマウントによりけりで、一番軽いもので467g。

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広角のよさって「ここに来てこれを見たぞ!」という、現地の感情をガッツリ描ける点だと思うんですよ。望遠もドラマチックだけど、広角は情報過多のダイナミックさが魅力。

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お値段は10万9000円。別売の専用リアNDフィルターを使えば、時の流れもコントロール自在です。それはそうと、Kマウント版は出ないんですかね…?

Source: 焦点工房

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