深夜の「一蘭」で、まさかの替玉に恐縮……「これは神対応すぎる」「評価がさらに上がった」|まいどなニュース

「一蘭ってすごいな。替玉が来なくて待ってたんだけど流石に忘れられてるんだろなと店員さんに言ったら『スープが冷めてるかと思いますので』と麺だけではなく新品のラーメンがきた。こっちが(いやいやごめんて)ってなるレベル」

こんなポストをされたのは「ぉとぉぉちゃん」(@father_life)さん。

深夜帯にもかかわらず行列ができていたラーメン店で、替玉を待つ中で起きた思わぬ出来事。

少し勇気を出して店員さんに声をかけた結果、提供されたのは替玉ではなく「新品の一杯」だったという、驚きの接客体験が投稿されました。

「これは神対応すぎる」「一蘭の評価がさらに上がった」「そんな対応されたら一生通う」

「読んでるだけで恐縮するレベル」

投稿には、感心する声が相次ぎました。ポストをされたぉとぉぉちゃんさんにお話を伺いました。

食べ終わったので替玉を注文(提供:ぉとぉぉちゃんさん)

運ばれてきたのはなんと新品のラーメン!(提供:ぉとぉぉちゃんさん)

ーー今回訪れた店舗は?

「一蘭 アトレ上野山下口店(東京都台東区)です。22時30分頃で、30名程度は並んでいたと思います。20分ほど並んで店内に案内され、ラーメンと替玉を食券で購入しました。

一度食べ終えたあと、追加で現金で替玉を依頼しましたが、依頼してから10分ほど来なかったため店員さんを呼びました」

ーー替玉がなかなか来ず、「忘れられているかも」と感じた時は?

「店内は常に満席だったので10分くらいは来ないだろうと気長に待っていました。ただ、隣の席の方に替え玉が2回届いたので、呼び出しボタンを押して『替玉がきませんで…』と伝えました。外国籍の店員さんが返事をして一度キッチンに戻りました」

ーー店員さんから「スープが冷めているかと思いますので」と言われた時は?

「日本人の店員さんに代わり、『替玉は現金でご依頼されましたか?』と聞かれたので『現金で注文票を付けて渡しました』と答えました。すると謝罪を受けて、数分後に新品のラーメンが出てきました」

ーーその対応を受けて、一蘭というお店や接客に対する印象は変わりましたか?

「これだけ混雑しているにも関わらず、期待してもいないプラス要素を付けて丁寧に接してくれたことで、【ラーメン屋】というカテゴリで非対面にも関わらず、ちゃんとお客を見ているんだなとプラスに感じました」

ーー新しいラーメンを食べた後はどのようなお気持ちに?

「申し訳ない気持ちもありましたし、味は間違いなく美味しいのですが、10分以上待っていたことで胃がある程度満たされていて『あっ…新品きついかも』と思いながらも、善意もあり完食完飲しました」

ーーこの出来事をSNSに投稿しようと思ったのは?

「きっかけは特にないです。他店含めても初めての対応だったので、驚きで投稿したイメージです」

ーー投稿に大きな反響がありました。

「反響はまったく想像していませんでした」

ーー今回の経験を通して、「接客」や「飲食店選び」に対して改めて感じたことがあれば教えてください。

「飲食店選びは様々で、接客が悪くてもスピードや味が良い店には行きますし、人それぞれだと思います。

一蘭を利用したことがない方には、ぜひ個室を体験してほしいですし、店員さんの顔が見えない接客も含めて体験してほしいです。何より味が素晴らしいので、混んでいることは多いですが一度は食べてみてほしいです」

 ◇ ◇

ただし今回のような対応は、混雑状況や店舗ごとのオペレーション、タイミングによっては常に行えるものではない点も理解しておきたいところです。

替玉提供遅延というミスがきっかけに発生した事案であることで、お客様全員に漏れなく同様の接客ができるわけではないはず。

それでもなお、限られた状況の中で目の前のお客さんを気遣い、その時点で考えうる最善の判断を取ろうとする姿勢が多くの人の心を動かしたのは間違いありません。

忙しい時間帯にもかかわらず、想像を超える形で返ってきた一杯のラーメン。味だけでなく、その裏にある気配りや判断が、多くの人の心を動かした出来事でした。

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