話題株ピックアップ【昼刊】:KOA、愛媛銀、郵船

KOA <日足> 「株探」多機能チャートより
■KOA <6999>  2,744円  +250 円 (+10.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位  KOA<6999>が急反発している。23日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を774億円から873億円(前期比20.8%増)へ、営業利益を28億3000万円から53億6000万円(同47.0%増)へ、純利益を47億8000万円から77億4000万円(同95.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各19円50銭の年39円から中間・期末各31円50銭の年63円へ増額修正したことが好感されている。北米のディストリビューター向けや日本の産業機器向け、アジア地域のAI関連機器向け受注が旺盛で第1四半期業績が想定を上回って推移したことに加えて、第2四半期以降もこれらの需要が堅調に推移する見通しであることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高208億8000万円(前年同期比23.9%増)、営業利益8億5100万円(同70.2%増)、純利益16億2900万円(同3.9倍)だった。

■大黒屋ホールディングス <6993>  84円  +7 円 (+9.1%)  11:30現在

 大黒屋ホールディングス<6993>が続伸している。23日の取引終了後に、27年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年3月末日時点で10単元(1000株)以上を半年以上継続して保有する株主を対象に、同社店舗で買い物及び売却の際に使用できる優待券を3000円相当提供する。

■愛媛銀行 <8541>  2,713円  +205 円 (+8.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位

 愛媛銀行<8541>は動意。上昇率は一時9%を超え、2005年11月以来、約20年8カ月ぶりの高値をつけた。きょう寄り前、一部報道機関が伝えた、いよぎんホールディングス<5830>との経営統合について、きょう開催の取締役会に付議する予定と発表しており、好感した買いが集まっている。今回の件を巡り、日本経済新聞電子版が23日夜に「愛媛県地盤で伊予銀行を傘下に置くいよぎんホールディングス(HD)と愛媛銀行が経営統合に向けて最終調整していることが23日、わかった」と報じていた。両行が強みを持ち、成長分野である船舶融資で互いのノウハウを掛け合わせるという。

■日本農薬 <4997>  1,073円  +36 円 (+3.5%)  11:30現在

 日本農薬<4997>が反発している。23日の取引終了後に、26年9月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、一律でおこめ券4枚(1760円相当)を提供する。

■シンプレクス <4373>  1,066円  +33 円 (+3.2%)  11:30現在

 シンプレクス・ホールディングス<4373>は堅調に推移している。23日の取引終了後、グループ会社が提供するリモートワーク時のセキュリティー対策を支援するAIソリューションを日本航空<9201>が導入したと発表しており、株価の支援材料となっているようだ。同ソリューション「Deep Percept for remote work」(ディープパーセプト・フォー・リモートワーク)は、シンプレクスグループでAIの研究開発を担うDeep Perceptが開発したAIエンジンを採用。PC画面の盗撮や覗き見を検知し、ウェブカメラ画像や検知時に表示されていたPC画面のスクリーンショットを記録する。

■日本郵船 <9101>  5,942円  +125 円 (+2.2%)  11:30現在

 日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>が底堅く推移している。中東情勢を巡ってイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海の封鎖を宣言し、サウジアラビアの石油タンカーに攻撃を行った。地中海からスエズ運河を経てアラビア海をつなぐ紅海ルートの航行が困難となれば他ルートへの迂回を余儀なくされることになる。原油価格の上昇懸念よりも、海上輸送運賃の上昇に伴う収益押し上げ期待が上回る格好となり、全体相場が軟調ななかで海運株への買い意欲が顕在化している。

■K&Oエナジーグループ <1663>  1,847円  +14 円 (+0.8%)  11:30現在

 K&Oエナジーグループ<1663>が4日続伸している。同社は23日の取引終了後、株主優待制度の導入を発表しており、材料視されたようだ。毎年12月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主が対象。保有株式数と継続保有期間の区分に応じ、500円から2万4000円分に相当する「選べる電子ギフト」を付与する。初回の2026年12月31日を基準日とする優待に限り、保有期間の要件を6カ月以上とする。

■INPEX <1605>  3,715円  +18 円 (+0.5%)  11:30現在

 INPEX<1605>と石油資源開発<1662>が4日続伸。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比5.36ドル高の1バレル=92.19ドルと大幅続伸。一時、93.50ドルと6月中旬以来の水準に上昇した。トランプ米大統領は23日、「イランに対する大規模な攻撃を検討している」と米ニュースサイトのアクシオスに話した。また、親イラン武装組織フーシが紅海でサウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと伝わった。ホルムズ海峡や紅海からの原油供給が滞ることが警戒されるなか、原油先物価格は上昇基調を強めている。

■巴工業 <6309>  1,908円  +8 円 (+0.4%)  11:30現在

 巴工業<6309>がしっかり。23日の取引終了後に自社株30万株(消却前発行済み株数の1.00%)を10月30日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は2964万9600株となる。

■ディスコ <6146>  59,680円  -9,730 円 (-14.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ

 ディスコ<6146>は4日ぶりに大幅反落している。23日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、第2四半期累計(4~9月)の業績予想を開示した。売上高予想は2428億円(前年同期比24.8%増)、営業利益予想は1049億円(同33.0%増)としたものの、物足りなさを意識した投資家の売りが優勢となっている。未定としていた中間配当予想は171円とし、42円増配。第2四半期(7~9月)の出荷額は約1410億円、為替レートは1ドル=159円を想定する。4~6月の売上高は1143億800万円(前年同期比27.1%増)、営業利益が490億3300万円(同42.2%増)だった。精密加工装置が高性能半導体向けの高付加価値品を中心に好調だったうえ、消耗品である精密加工ツールの出荷は顧客の設備稼働率などに連動して高水準で推移。出荷額が1359億600万円(同22.3%増)となった。

■Terra Drone <278A>  13,010円  -760 円 (-5.5%)  11:30現在

 Terra Drone<278A>が大幅続落している。東京証券取引所が23日の取引終了後、同社株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を24日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表した。また、日本証券金融も23日に、貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を24日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感が台頭しているようだ。

■ナガセ <9733>  2,264円  -79 円 (-3.4%)  11:30現在

 ナガセ<9733>は大幅続落している。23日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が142億1100万円(前年同期比3.6%増)、営業損益が9400万円の赤字(前年同期は2900万円の黒字)だった。各損益が赤字に転落しており、嫌気した売りが出ている。高校生部門で新規入学数や在籍生の夏期学習用講座の追加取得が増えたことで売り上げが拡大したものの、広告宣伝費や人件費の増加が負担となった。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高671億2300万円(前期比4.6%増)、営業利益65億5200万円(同9.6%増)の従来見通しを据え置いた。4~6月期の業績は概ね計画通りに推移しているという。同社は営業収益の計上が生徒募集期に当たる下半期に集中し、上半期は費用計上が先行する傾向を持つ。

■アスタリスク <6522>  1,804円  +174 円 (+10.7%)  11:30現在

 アスタリスク<6522>は続伸歩調。東京証券取引所が24日から同社株の信用取引に関する規制を解除すると発表した。これにより、個人投資家からの資金流入が再び活発化するとの見方から買われている。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表した。

■イノバセル <504A>  486円  +42 円 (+9.5%)  11:30現在

 イノバセル<504A>は7日ぶりに反発している。23日の取引終了後、医薬品商業化を専門とする米エバーサナ・ライフサイエンス・サービスと切迫性便失禁をターゲット疾患とする細胞治療製品「ICEF15」の米国での市場展開に関する契約を同日付で締結すると発表した。同国における流通・供給体制整備や営業担当者の配置調整といったICEF15の商業化業務を委託するとしており、材料視した買いが集まっている。今回の契約は、米国市場における権利を第三者に許諾する従来型のライセンスアウト方式とは異なり、イノバセルがICEF15に関する米国での製品権利及び資産を引き続き保有したまま、エバーサナの商業化インフラを活用する協業スキームとなっている。 ●ストップ高銘柄

 monoAI <5240>  213円  +50 円 (+30.7%) ストップ高   11:30現在

 以上、1銘柄 ●ストップ安銘柄

 JSH <150A>  556円  -100 円 (-15.2%) ストップ安   11:30現在

 以上1銘柄 株探ニュース

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