【広島】新井監督 大盛穂の2号ソロを手放し絶賛「すごかったね。細身だけど、パンチ力あるから」

 パ首位に完勝! 広島は13日の日本ハム戦(エスコン)に6―2で快勝した。

 先発・森下暢仁投手(27)が序盤のピンチを乗り切って3回まで無失点投球を見せると、中盤は赤ヘル打線が奮起。日本ハムのエース・伊藤に対して4回に小園海斗内野手(25)、坂倉将吾捕手(27)の2者連続三塁打で先制すると、その後も打線がつながり5回までに3点を奪う。

 終盤7回には売り出し中の1番・大盛穂外野手(28)の2号ソロを皮切りに、4番・モンテロのダメ押し2点タイムリー。10安打6得点で伊藤をKOした。投げては森下が日本ハム打線を10安打2失点で、今季5勝目(5敗)。投打の歯車が完璧にかみ合った。

 以下、新井貴浩監督(48)の試合後の主な一問一答。

 ――日本ハム・伊藤を打線が中盤に攻略

 新井監督 やっぱりいいピッチャーだから。ロースコアの展開は予測していたんだけど、野手陣がすごく頑張って点をとってくれた。

 ――今日は大盛、田中の1、2番コンビ?

 新井監督 大盛は少ないチャンスで結果を出しているから、これはもう、当然。(田中)広輔もやっぱりね、少ないチャンスで結果を出してくれている。で、広輔が2番にいると一、二塁間にしっかりと引っ張ることもできる。いろんなバリエーションができる。なので、2番に入ってもらいました。

 ――大盛の7回の2号ソロは逆方向

 新井監督 すごかったね。細身だけど、パンチ力あるからね。フリーバッティングでも、ポンポンスタンド入れる力あるし。もう打った瞬間、もう行ったと思ったね。素晴らしいホームラン、今日もすばらしいバッティングだった。

 ――森下は今季最多の133球で、完投で今季5勝目

 新井監督 やっぱり本人も最後「行きたい」ということだったし「よし、じゃあ行ってこい」と。(許した)ヒット10本? でも、要所を締めてナイスピッチングだった。彼はまだ成長していかないといけないし、投げながらも強くなっていっている。あと石原も、久しぶりのスタメンでいいリードだった。

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