韓国大統領が4日訪中、両国関係の「新たな章」期待 多くの合意準備
両国の首脳会談は過去2カ月で2回目と異例の短い間隔で、経済協力や観光面での関係強化への中国の強い関心を示していると専門家は指摘する。
韓国大統領が訪日する前に、二国間関係を深めることを狙ったと指摘するのは韓国外国語大学のカン・ジュンヨン教授(政治経済学)。「中国は以前よりも若干、韓国の重要性を強調したいと考えている。韓国が日本と首脳会談を行う前に、大統領を招いた方が戦略的に良いと判断したようだ」と述べた。
韓国大統領府の 魏聖洛 ( ウィ ・ ソンラク )国家安保室長は2日、中国との首脳会談で両国関係の「新たな章」を期待していると指摘。共同声明の予定はないが、経済、ビジネス、気候など10以上の合意を準備していると述べた。
同室長はまた、韓国の原子力潜水艦建造計画について、北朝鮮の抑止のみが目的だと中国側に説明するとの見通しを示した。
北朝鮮が韓国側からのアプローチを拒否しているなか、対話促進を北朝鮮に働きかけるよう中国に求めるとみられると専門家は指摘する。
李大統領の北京訪問では、重要な鉱物資源、サプライチェーン、グリーン産業などの分野での協力についても議題となる予定。
韓国は、半導体製造に不可欠なレアアースの半分近くを中国から調達している。韓国からの半導体輸出の3分の1は中国向けで最大の市場だ。
人工知能(AI)や先端技術に関するパートナーシップを今回の訪問で促進する可能性もある。
中国の華為技術(ファーウェイ)は今年、韓国でAIチップ「Ascend 950」を展開する計画。韓国企業にエヌビディアに代わる選択肢を提供することを目指している。
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Laurie Chen is a China Correspondent at Reuters' Beijing bureau, covering politics and general news. Before joining Reuters, she reported on China for six years at Agence France-Presse and the South China Morning Post in Hong Kong. She speaks fluent Mandarin.