米メディア衝撃「オオタニがそうしたいと言った」じつはロバーツ監督もドジャース同僚も知らなかった“大谷翔平の投手復帰”ウラ側…エンゼルス元監督も告白(Number Web)

 思い返せばこの数カ月間、大谷の復帰のXデーがいつなのかは日米メディアの間で大きな関心事だった。デーブ・ロバーツ監督は毎日、試合の前後に会見を行うのだが、米国人記者たちは何とかXデーを探ろうと、手を替え品を替えさまざまな質問を繰り出しては、ヒントになる答えを引き出そうと躍起だった。  ところがロバーツ監督は、曖昧な返答を繰り返し続けた。オールスター戦後の復帰を目指してチーム全体が動いていると言い続けてはきたが、オールスター戦明けすぐなのかどうかは、はっきりさせなかった。そして「復帰はオールスター戦後」のコンセンサスが球界に浸透した頃、ロバーツ監督は今度は突如としてオールスター戦前の復帰の可能性を匂わせた。  それは大谷が3度目のライブBP登板を終えた直後のこと。大谷の状態があまりにも良かったので「復帰を前倒したい誘惑に駆られる」と発言し、さらに記者の1人に、オールスター戦前に復帰する可能性はあるかと突っ込まれると、こんな言い方をした。 「North of Zero(ノース・オブ・ゼロ)だ」  ゼロの北側とは一体?   あまり聞いたことがない表現。英語ネイティブにとっては普通の言葉なのかとも思った。ところがそうではないらしく、その日の野球専門テレビ局「MLBネットワーク」の番組では、コメンテーターたちが次のような会話を交わしていた。 「ノース・オブ・ゼロって、どういう意味?」 「ゼロ以下だと思うけど」 「ゼロより上ということだろう」 「つまりイエスという意味だね」 「でもオールスター戦前の復帰はないよ」  一体復帰はいつなのかと、この「ノース・オブ・ゼロ」というあいまいな表現で、米メディアはさらに混乱した。

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