ファーウェイ、折り畳めない折り畳み「Pura X View」発表。実質Xperia Z Ultra後継の変則比率スマホに
上下ベゼルなしズルトラ。
Huaweiは8月20日、横に広い板型スマートフォン「HUAWEI Pura X View」を中国で発表しました。予約受付は同日18時8分にスタート。変則的な画面アスペクト比「16:9.5」を採用した新しい形の端末です。
この端末は、2025年に登場した折りたたみ端末「Pura X」の開いた状態に近い画面を、折りたたみ機構のない板型端末へ載せたような製品です。
折りたたみスマホ HUAWEI Pura X
6.39型画面の解像度は2232×1320ドット。画面占有率は96.1%に達し、四辺のベゼル幅は1.05mmでぴたりとそろえられています。画面の1%を点灯した状態での局所ピーク輝度は6500ニト。低輝度時には2160Hzの高周波PWM調光にも対応します。
横長画面は何に使うのか。Huaweiが主な用途として挙げているのは、電子書籍や漫画の表示、ゲームの視野、16:9映像の再生、そして文書閲覧といったあたりです。
本体は厚さ6.68mm(カメラ突起部除く)で、重さ201g。そこに7000mAh(定格容量6815mAh)の電池を積んでいます。
この16:9に近い大画面から、2013年に登場したソニーの名機「Xperia Z Ultra」を思い出しました。
Xperia Z Ultraは、6.44型、1920×1080ドット、アスペクト比16:9の画面を搭載していました。対するPura X Viewは、6.39型、2232×1320ドット、アスペクト比16:9.5です。両者の表示領域はほとんど同じ。
念のため、公称対角サイズと解像度の縦横比から、画面を角丸のない長方形として計算してみると、Xperia Z Ultraの表示領域は約142.6×80.2mm。対するPura X Viewは約139.7×82.6mmとなります。Pura X Viewは長辺が約2.9mm短い一方、短辺は約2.4mm長く、Xperia Z Ultraの画面を少しだけ縮めながら、横方向へ広げたような形です。
機種 画面仕様 標準長方形換算の寸法 標準長方形換算面積 Xperia Z Ultra 6.44型、1920×1080、16:9 約142.6×80.2mm 約114.3cm² HUAWEI Pura X View 6.39型、2232×1320、16:9.5 約139.7×82.6mm 約115.4cm²Pura X Viewの表示面積はXperia Z Ultraとほぼ完全に一致しています。
現在の大画面スマートフォンは、6.8型や6.9型を名乗っていても、画面を縦方向へ伸ばして対角線を稼いだ製品が中心です。縦長画面は片手で握りやすく、SNSなどの縦方向へ流れる情報を見る用途には向いていますが、16:9映像を横画面で再生すると左右を使い切れず、漫画や文書を表示しても思ったほど大きく見えないことがあります。
しかし16:9映像を大きく表示でき、漫画のページや電子書籍、地図、Webサイト、文書を窮屈に感じずに開ける「横幅のある大画面」という点で、HUAWEI Pura X Viewは稀有な存在と言えそうです。Xperia Z Ultra難民にとっては「上下ベゼルをぶったぎってベゼルレス化したズルトラ」みたいなものかもしれません。なかなか注目の機種かもしれません。
Sponsored LinkソフトウェアにはHarmonyOS 7を初搭載。カラーは躍影紅、亜麻灰、零度白、幻夜黒の4色。構成は12GB+256GB、12GB+512GB、12GB+1TBです。
項目 仕様 OS HarmonyOS 7 SoC 未公表(推定Kirin 9030S) ディスプレイ 6.39型、アスペクト比16:9.5、2232×1320ドット、画面占有率96.1%、ベゼル幅1.05mm 輝度・調光 局所ピーク輝度6500ニト(画面の1%を点灯した状態)、低輝度時2160Hz高周波PWM調光 実行メモリ 12GB ストレージ 256GB/512GB/1TB 電池容量 7000mAh(定格容量6815mAh) 厚さ 6.68mm(カメラ部分を除く) 重量 約201g カラー 躍影紅、亜麻灰、零度白、幻夜黒