菅平高原でサッカーの試合中グラウンド脇にクマ 選手や保護者約100人その場から離れけがなし 現場周辺ではこれまでも目撃情報「森の中に住んでいるのか…」【長野】
17日、長野県上田市菅平高原でクマが目撃されました。 雑木林の中にいた1頭のクマ。静かにカメラの方に顔を向けます。 目撃されたのは、上田市菅平高原にあるグラウンドのすぐ横。17日午後2時半ごろのことでした。 撮影者 「クマの姿があります。ゆっくりと奥の方へ歩いていきました」 クマが目撃された当時、グラウンドではサッカーの練習試合が行われていました。 チーム関係者 「(別のサッカーチームが)ミーティングをやっていたら、何かカサカサ音がするって言って、それで(雑木林の中)のぞいたらクマ」 試合はすぐに中止され、グラウンドにいた100人ほどの選手や保護者などは、しばらくしてその場から離れました。けが人などはいませんでした。 クマが目撃された雑木林の周りには、グラウンドや畑などが点在しています。スポーツ合宿の聖地とも言われる菅平高原。現場周辺では、これまでにもクマが目撃されていました。 現場近くの畑の人 「きのう1回見た。すぐ近くで。 (グラウンドの近くですか?)はい。(どれくらいの?)小さいの。1頭」 現場近くの畑の人 「畑の近くで、その森の中に住んでるのか、移動するのか、必ず毎年1回は誰かが見ている。(特に被害とかはないですか?)もう被害はあります。トウモロコシ全滅だったり、野菜を梱包しておく生野菜を入れておく、それを荒らされたり」 女性によりますと、例年目撃されるのは秋口が多く、今の時季は珍しいということです。 また、今回クマが出た場所の近くに住み、森林生体学などが専門の筑波大学・津田吉晃准教授は。 筑波大学・津田吉晃准教授 「(今回の)グラウンドが菅平湿原の奥の上流の方なんですね。この時季だとミズバショウなどが生えていて。そういう植物は、冬眠あけのクマにとっては貴重な食料源になっていて、クマがでるような場所ではありましたね。人間の生活圏かクマの生活圏か、そこが重複しているところに菅平がある」