改造トレーラーハウスで22歳女性をメチャクチャに…60人以上を拷問殺害「59歳・真面目な公園管理人」の驚きの本性(平成11年・海外の凶悪事件)(文春オンライン)|dメニューニュース

 1999年3月、ニューメキシコ州の砂漠地帯に突如現れた全裸の女性。首には鎖のついた南京錠付きの首輪をつけられ、頭部からは血を流していた。「もう二度と家族に会えなくなるだろう」

 このような脅しを受け、3日間にわたって「おもちゃ箱」と呼ばれる場所で拷問されていたという彼女の証言から、アメリカ史上屈指の残忍な犯罪の実態が明らかになった。

改造トレーラーハウスに隠された悪夢の「おもちゃ箱」

 22歳のシンシア・ヴィジルが逃げてきたのは、デイビッド・パーカー・レイ(59歳)と恋人のシンディ・ヘンディ(39歳)のカップルが所有する「おもちゃ箱」と呼ばれる改造トレーラーハウスだった。

写真はイメージ ©getty

 警察が中を調べると、そこには鞭、鎖、浣腸器具、産婦人科で使用される医療用の椅子など、女性を暴行するための道具が所狭しと並べられていた。

 デイビッドの手口は計画的だった。誘拐した女性に手錠をはめ、医療用の椅子に拘束した後、カセットデッキで録音された自分の声を流す。

「この『おもちゃ箱』の中では、僕から話しかけたとき以外、決して声を出してはいけない」

 テープがこれから被害者が受ける拷問内容を説明し終えると、彼はビデオカメラのボタンを押し、凄惨な行為を開始した。

 数日間拷問した後は記憶を曖昧にする麻酔薬を飲ませて路上に放置することもあれば、殺害してバラバラに解体し、近くの湖や渓谷に捨てたと言われている。シンディの証言によれば、二人の犠牲者は少なくとも8人、デイビッドの生涯では60人以上に上る可能性があるという。

 表向きは真面目な公園管理人として働いていたデイビッドだが、幼少期からの虐待や学校でのいじめを背景に、10代半ばから女性への暴行や拷問に興味を抱くようになっていた。シンディと出会う前に4度の離婚を経験していたのも、そのサディスティックな性格が原因だったとされる。

 シンシアが死にものぐるいで逃げ出したことで明るみに出た「おもちゃ箱」の実態。2000年からの裁判でデイビッドは拷問は認めつつも殺人については無罪を主張し続けたが、224年の実刑判決を受けた。しかし、2002年5月に心臓発作で死亡。一方、捜査に協力したシンディは36年の刑を受けたものの、2019年に仮釈放され自由の身となった。

 殺人の証拠は発見されなかったが、「おもちゃ箱」の悪夢は、現代アメリカの殺人事件史に残る最も恐ろしい事例の一つとして記憶されている。

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(「文春オンライン」編集部/Webオリジナル(外部転載))

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