【指揮官一問一答】ヤクルト・高津監督、六回途中4失点の奥川に「負けが付かなかったのは野手に感謝しないといけない」
(日本生命セ・パ交流戦、ロッテ5×―4ヤクルト、1回戦、ロッテ1勝、13日、ZOZOマリンスタジアム)ヤクルトはサヨナラ負けで4連敗。借金は今季ワーストを更新する21に膨らんだ。先発した奥川恭伸投手(24)が六回途中8安打4失点。打線の援護を守り切れず、今季6度目の先発登板で今季初勝利とはならなかった。高津臣吾監督(56)の主なコメントは以下の通り。
――奥川の投球内容は
「ちょっと評価が難しいですね。4回で4点取られているので。負けが付かなかったのは野手に感謝しないといけないですね」
――球自体の出力は出ていた
「スピードじゃないのでね。どこに投げているかなので」
――味方が逆転した直後に点を取られた
「そうですね。なかなかこちらに(流れが)きそうでこない。向こうの粘りもありましたけど、(奥川)ヤスでこちらに持ってくることができなかったですね」
――五回以降はリリーフも頑張った(五回から八回まで無失点)
「次の1点がなかなか取れなかったですね」
――山田が3安打と復調の兆しを見せた
「今は6番にいますけど、いいところで回ってくるので、哲人にはチャンスでの一本とか、打点を挙げる一本とかに期待をしています。今日に関しては上向きであるからなと思います」
――サヨナラの場面はリリーフ投手としてタフな場面だった(大西が九回1死一、二塁で救援。連続暴投でサヨナラ負け)
「(気持ちは)すごくわかりますよ。(ストライクゾーンの)枠の外で勝負しているので。ただちょっと行き過ぎた感じかなというところかな。(攻め方の)気持ちはすごいわかります」
――打線は二、四回につながった
「ゲームの中のつながりがほしいなと思って。ポコポコと点を取ることがあってもどこかできれてしまう。今日だったら1番から3番できれてしまう。点をとれればどこでもいいですけど、ゲームの中でのつながりというところもないと感じますね」
――奥川の次回登板の予定は
「まだ何も決めていないですけど、これからいろいろと話しをしようと思います」