【巨人】連敗5で止め交流戦初勝利!今季10度目完封勝ち 増田陸4号&代打・丸1号の2者連発 グリフィン6回0封で4勝目 大勢1回0封
■プロ野球 交流戦 巨人 2-0 楽天 (7日 東京ドーム) 巨人は楽天に今季10度目の完封勝利で連敗を5で止めた。また交流戦も4試合目で初勝利となった。試合は0-0で迎えた6回に楽天3番手・藤平から増田陸の4号ソロで先制すると、続く代打・丸も1号ソロと2者連続アーチで均衡を破る。投げては先発・グリフィンが6回を無失点に抑えると、7回を中川、8回を大勢、9回をマルティネスのリレーでリードを守り切った。 スタメン野手は1番ショート・泉口、2番センター・オコエ、3番セカンド・吉川、4番ライト・キャベッジ、5番ファースト・増田陸、6番レフト・ヘルナンデス、7番キャッチャー・岸田、8番サード・門脇。甲斐が3試合ぶりベンチ入り。 グリフィンは今季7度目の登板で先発は6度目、3勝0敗、防御率1.09。前回の5月31日・中日戦(バンテリンドーム)は7回7安打2失点(自責2)で勝ち負けつかず。交流戦通算は1勝2敗、防御率1.95。 初回は1死から小深田に右前安打を浴び、二盗を決められ得点圏に走者を背負う。続く辰己は三ゴロに打ち取るも、浅村に死球、村林に四球を出し満塁とピンチを広げる。それでも小郷を三邪飛に打ち取り無失点で立ち上がる。 打線は高卒2年目、プロ初登板、初先発右腕・大内に対し、初回に先頭の泉口が四球で出塁するも、後続が凡退し先制できず。2回も先頭の増田陸が右前安打を放つと、1死から岸田が四球でつなぎ一、二塁。しかし門脇が高めのつり球に空振り三振、グリフィンは遊ゴロに倒れる。 グリフィンは2回に先頭の宗山に右前安打を浴びるも、太田を二ゴロ併殺打に仕留める。3回は1番からの相手を三者凡退に抑えるも、4回に2死無走者から小郷、宗山に連打を浴び一、三塁。ここで太田を迎えるも、空振り三振に仕留め先制点は与えず。 しかし打線は3回、4回と大内の前に快音響かず、三者凡退に終わる。5回裏は2番手・渡辺翔に対し、岸田、門脇が凡退で2死から、グリフィンが相手の失策で出塁。泉口は右前安打でつなぎ一、二塁と好機を広げるも、オコエが空振り三振に倒れる。 グリフィンは5回、6回と上位打線を三者凡退に抑えスコアボードに0を並べる。 すると6回裏、3番手・藤平に対し吉川、キャベッジが凡退し2死無走者から、5番・増田陸の左翼席への4号ソロで1-0と先制。さらに続くヘルナンデスの代打・丸が右翼席への1号ソロと2者連続アーチで2-0。 グリフィンは6回を投げ102球、4安打、2四死球、6奪三振で降板。7回からは2番手で中川が登板し、先頭の小郷を空振り三振に打ち取ると、宗山、代打・阿部を退け三者凡退。 8回裏は最近2登板連続で負け投手となっている大勢が、先頭の代打・鈴木大に左前安打を浴びるも、中島の打球をショート・泉口がジャンプし好捕で1死。後続は外野フライに打ち取り無失点。 9回裏は守護神・マルティネスがリードを守り切りゲームセット。マルティネスは開幕戦から25試合連続無失点で、松山(中日)に並ぶリーグトップタイの21セーブ目。グリフィンは3登板ぶりとなる4勝目を挙げた。