〈「世にも奇妙な物語35周年SP」きょう〉4度目の不倫報道でも「斉藤由貴」が絶対に“干されない”理由 すべての不倫を「生産的」にする格の違い
数々の名作を生みだした「世にも奇妙な物語」が、31日「世にも奇妙な物語35周年SP〜伝説の名作 一夜限りの復活編〜」(フジテレビ系・よる9時)として放送される。「BLACK ROOM(主演・木村拓哉)」、「夜汽車の男(主演・大杉蓮)」、「ロッカー(主演・織田裕二)」、「美女缶(主演・妻夫木聡)」、「恋の記憶、止まらないで(主演・斉藤由貴)」の5作品をストーリーテラーのタモリが厳選。斉藤由貴にまつわる記事を再掲する(この記事は「AERA dot.」に2023年11月11日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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斉藤由貴(57)がまた、不倫を報じられた。今度は誰と? という反応をした人がいるかもしれないが、6年前の「W不倫」と同じ相手だ。
2017年、かかりつけの開業医との「手つなぎデート」をスクープされ「家族がみんなお世話になっているおじさん」だと説明。しかし、その後、キス写真が出てきたことで、
「女優としても、女性としても、頼りすぎてしまいました。でも、もう、終わりにしました」
と、謝罪文のなかで語った。
ところが、6年前のスクープに続いてふたりの関係を報じた「週刊文春」によれば、不倫が終わっていないことを思わせる出来事があったという。「狂乱動画入手 斉藤由貴 6年不倫で警察出動」と題された記事には、10月最後の土曜日の夜、相手の医師が経営するクリニックの前で「入れて!閉めないで!」と泣き叫ぶ彼女と、入れまいとする相手との修羅場が描かれている。
また、相手の医師が目撃者に対し、
「この人、薬を飲み過ぎておかしくなってしまったんです」
と説明していた、とも。
さらに、記事の後半、相手の医師は編集部とのやりとりのなかで、その説明について「言った覚えはない」としつつも「斉藤さんがまともな精神状態でなかったのは本当です」と発言。また、不倫後の離婚で財産を前妻にとられたことや、現在、斉藤の離婚問題の相談にのっていることを明かしたうえで、
「斉藤さんは僕になついている」
と、意味深なことを言っていた。
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一方、彼女は、
「関係が続いているとかそういうのはないです」
と、不倫の継続を否定。所属事務所による、こんなコメントも掲載されている。
「警察に通報したのは斉藤本人で、その場の状況を受けて判断した対応と報告を受けております。現在も夫婦関係は変わっておらず(略)2017年以降お付き合いはしておりません」
ちなみに、彼女が不倫を報じられたのは1991年の尾崎豊、93年の川崎麻世に続き、この相手を2回と数えれば、6年ぶり4度目。高校野球の強豪紹介みたいだが、実際、不倫界きっての強豪だ。
一度の不倫で大失速する人も多いなか、むしろ「芸の肥やし」にして大女優への道を歩んできた。それゆえ、今回も逆風はそれほど吹いていない。
ネットニュースを見ても『学ばない斉藤由貴〝4度目不倫〟報道 「狂乱動画入手」の驚き 過去に謝罪会見も「芸能活動を続けている珍しい存在」』(夕刊フジ)とか『斉藤由貴「狂乱不倫動画」に世間は反応薄…広末涼子の不倫、6年前の自身の不倫からもトーンダウン』(日刊ゲンダイ)といった、彼女の揺るぎない存在感を面白がるものが目立つ。
筆者が感心したのは『ナイツ塙 コンビ独演会に大物女優 漫才でイジらなかったら本人が…「さすがだなと思った」』(スポニチアネックス)という記事だ。ナイツが自身のラジオ番組で明かしたところによると、彼女は今回の報道直後、彼らの独演会に来たという。
塙宣之いわく「俺たち時事ネタで50人くらいイジるんだけど、斉藤由貴さんは入れなかった。さすがに」とのことだが、彼女は終わったあと、自らこう言ってきたというのだ。
「私の名前がいつ出てくるかと思ってヒヤヒヤした」
なんというか、不倫有名人としての格の違いを感じさせる話だ。