リトアニア、防空体制強化へNATOに支援要請 ドローン侵入受け

リトアニアのブドリース外相は5日、先月ベラルーシ方面からリトアニア領内に軍用ドローン(無人機)2機が侵入したことを受け、防空体制の強化に向けた支援を要請する書簡を北大西洋条約機構(NATO)に送付したことを明らかにした。ポーランド・ルブリンで7月撮影(2025年 ロイター/Kuba Stezycki)

[ビリニュス 5日 ロイター] - リトアニアのブドリース外相は5日、先月ベラルーシ方面からリトアニア領内に軍用ドローン(無人機)2機が侵入したことを受け、防空体制の強化に向けた支援を要請する書簡を北大西洋条約機構(NATO)に送付したことを明らかにした。

ブドリース外相は記者団に対し「これはリトアニアだけの責任ではないはずだ。なぜなら、われわれはNATOの東側を守っているからだ」と語った。

ブドリース氏とシャカリエネ国防相はルッテNATO事務総長に宛てた書簡で、NATOは「領土の隅々まで」防衛する用意があることを示す必要があると記した。

NATOは電子メールでのコメントで、状況を注意深く監視していると述べた。

リトアニアは、ロシアおよびロシアの同盟国であるベラルーシと国境を接する。

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Andrius covers politics and general news in the Baltics - Estonia, Latvia and Lithuania, the three key states along the NATO's eastern flank, the staunchest supporters of Ukraine and the most vocal critics of Russia in NATO and the European Union. He wrote stories on everything from China pressuring German companies to leave Taiwan-supporting Lithuania to Iraqi migrants hiding in the forest at the Belarus border to a farmer burning grain for heat during the energy crisis.

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