【来週の注目イベント】米イラン再協議の行方、FOMC、ECB、日銀、BOEは据え置き決定へ|FX・為替ニュース
来週は米イラン再協議の行方に注目が集まる。トランプ政権は、交渉団をイスラマバードに派遣することを明らかにし再協議への期待が高まった。一方、イラン側は、イスラマバードで米国との会合予定はないと主張。一部の報道では、米国のウィトコフ特使とクシュナー氏は26日にパキスタンと協議、27日に3者協議の可能性を報じた。イラク戦争の2003年以来で初めて米3隻の航空母艦が中東に集結するなど、緊張は依然高い。状況次第では原油高、リスク回避の動きが再び加速するリスクも残る。
来週はまた、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)は定例理事会、英中銀、日銀、カナダ銀行は金融政策決定会合を開催する。米イラン戦争継続で、いずれも政策金利を据え置く見通し。声明や中銀総裁会見では、今後の政策を探る。
経済済指標では、ユーロ圏や東京都区部、オーストラリアの消費者物価指数(CPI)にも注目。エネルギーコストの上昇で、伸び加速する見通し。米国では国内総生産(GDP)や、全米の製造業動向を示すISM製造業景況指数といった重要経済指標に加え、重要インフレ指標となる個人消費支出(PCE)価格指数に注目。連邦準備制度理事会(FRB)が注視しているコアPCE価格指数は前回から伸び加速が警戒されている。ユーロ圏GDPは成長鈍化の公算。石油ショックは米国よりも欧州で打撃が大きくなる見通しでユーロ売り圧力になると見る。
パウエルFRB議長下のFOMCとして最後となる今回の会合では、現行の政策金利を当面維持する姿勢が一段と強まる可能性が指摘されている。イラン戦争の影響でウォラー理事などハト派議員も利下げへの姿勢を弱めつつある。ただ、ウォーシュ次期FRB議長就任後は、利下げ再開の可能性も残るため、ドルの上値も限定的か。
■来週の主な注目イベント
●米国 28日:コンファレンスボード消費者信頼感 29日:住宅着工件数、景気先行指数、耐久財受注、FOMC(28-29日)パウエルFRB議長会見 30日:GDP、週次失業保険申請件数 5月 1日:製造業PMI、ISM製造業景況指数 ●欧州 29日:ユーロ圏消費者信頼感、独CPI 30日:ユーロ圏CPI、失業率、GDP、ECB定例理事会、ラガルドECB総裁会見 ●カナダ
29日:カナダ中銀金融政策決定会合、マクレム総裁会見
●英国 30日:英中銀金融政策決定会合、ベイリー総裁会見 5月 1日:製造業PMI ●日本 28日:日銀金融政策決定会合 29日:休場 30日:鉱工業生産、小売売上高、住宅着工件数 5月 1日:東京CPI、PMI ●中国 30日:レーティングドッグ製造業PMI、製造業・非製造業PMI ●豪州
29日:CPI
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