実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB

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 USB Type-Cの普及に伴って、見た目だけでは素性が分からないUSB Type-Cケーブルを手軽にチェックできるUSBケーブルチェッカーが注目を集めている。決してメジャーなジャンルではないが、定期的に新製品が登場しており、人気のほどがうかがえる。

 今回XYZAから登場した「USB-C CABLE CHECKER 2」もその1つで、実売2000円台というリーズナブルさが売りだ。編集部から製品が送られてきたので、レビューをお届けする。

発売元はXYZA。「USB-C CABLE CHECKER 2」というのが正式な品名のようだ。実売価格は2480円となっている

 本製品は、ケーブルを差し込むためのポートが基板の上にハンダ付けされた、ほぼむき出しの状態で提供されている。こうしたUSBケーブルチェッカーは、最近でこそケースにしっかり入った製品も多く登場しているが、かつては基板そのままで販売される製品も珍しくなく、本製品もその延長線上にある。

 基板の面積はマッチ箱程度で、本体の上部にUSB Standard-Aポート、両側面にUSB Type-Cポートを各1基、合計3基のポートが取り付けられている。USB Type-Cケーブルの素性を知りたければケーブルの両端を左右のUSB Type-Cポートに、USB Standard-A→USB Type-Cケーブルの素性を知りたければUSB Standard-A側を上面のポート、USB Type-C側を右側面のポートに挿せばよい。

 ケーブルの結線状態は、基板上のLEDの点灯パターンで判断する。このようなチェッカーでは、判明した結線をもとに、具体的にどのような機能に対応するか否かを液晶画面に表示する製品も存在するが、本製品でできるのは、この結線を点灯/消灯で表示するだけだ。詳細は後述する。

 本体に電源スイッチはなく、ケーブルの両端を差し込んで通電した時点でLEDが自動的に点灯し、抜くと消灯するという“潔い仕様”になっている。ケーブルをつないだままにしておくと電池が消耗し続けるので要注意だ。ちなみに電池は「AirTag」などにも使われているCR2032で、基板の裏面にはめ込んで使用する。

簡素なビニールパッケージに封入されている
製品本体。面積はマッチ箱程度だ
上面にはUSB Standard-Aポートを搭載する
左側面にはUSB Type-Cポートを備える
右側面にもUSB Type-Cポートがある
裏面に電池をセットして利用する。基板むき出しなので、指先で直に触れて傷めないように注意したい
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 以上のように、本製品は結線状況を手軽に見ることができ、なおかつ基板単体で提供されることで、実売2000円台というリーズナブルな価格を実現した製品だ。今回は1週間程度しか試用していないので耐久性の評価は保留するが、パッケージの翻訳が怪しい海外メーカーの同等製品でも5000円前後はすることを考えると、価格は破格と言っていい。

基板単体で提供することで2000円台という破格の安さで提供されるが、ケーブルチェッカーとしての機能は全体的にシンプルだ

 その一方で、抵抗値を測る機能や、eMarkerの情報を知る機能もないため、ケーブルそのものの品質の測定や、USB給電で対応可能なアンペア数(A)やワット数(W)を知ることもできない。このジャンルで1万円を超える上位モデルの中には、それらの機能に加えてUSB充電器やPC/スマホ/タブレットに接続することで、Discover Identityコマンドでそれらポートの仕様をチェックできる製品もあるが、本製品はもちろん非対応だ。

 何より、本稿で紹介したようなLEDの読み取り例を公式は提供しておらず、それらの知識がなければ、せいぜい同一仕様のケーブルをグルーピングする用途にしか使えない。ケーブル1本を買うのと大差ない出費で済む本製品は、コスト的には確かに魅力だが、全部入りの1万円超えの製品と比べた場合の機能差および分かりやすさの差は確実にあるので、そういった点を踏まえて、購入するか否かを判断すべきだろう。

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