奈良国立博物館「超 国宝―祈りのかがやき―」が来場者10万人！ 20日からの後期には中宮寺の国宝「菩薩半跏像」などが登場

奈良国立博物館で開催中の特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」は5月13日、来場者が10万人を突破しました。4月19日（土）の開幕から22日目というスピード達成で、同館では記念のセレモニーが行われました。例年の正倉院展を除いた特別展の中では、近年で最速のペースで10万人に到達したと言います。

開館130周年を記念して企画された本展は、国宝 観音菩薩立像（百済観音）（奈良・法隆寺）や、国宝 七支刀（奈良・石上神宮）など国宝112件、重要文化財16件を含む143件から構成。仏教・神道美術の専門館である奈良博ならではの至宝の数々を紹介しています。

 前期展示は5月18日（日）まで。5月20日（火）から始まる後期展示では、中宮寺の国宝「菩薩半跏像（伝如意輪観音）」や、清凉寺の国宝「釈迦如来立像」、伊藤若冲による国宝「動植綵絵　雪中鴛鴦図・大鶏雌雄図」など、注目の作品が出陳します。 （美術展ナビ編集班）

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