Android 16の進化がすごい。Pixelユーザーが今すぐ試すべき新機能

動画や音声コンテンツの元のファイルや配信サービスに字幕がついていない場合に、文字が自動表示されるのはとても便利です。 この機能に感情をさらにプラスしたのがExpressive Captionsで、実際の言葉に加えて、「ささやき声」や「あくび」といったラベルが表示されるようになります。 たとえばサッカーの試合で、実況が「ゴーーーーール!(GOAAAAAAAAAAAAAL!)」と叫んだ場合も、長く伸ばした発音のとおりに表示されます。この機能は、まったく新しいものというわけではなく、5月5月にAndroid 15向け機能として発表されていました。

最新のPixel Dropでは、小さいけれどもぜひとも紹介したい新機能もいくつかリリースされました。そのひとつが、「LE Audio」(Bluetoothの次世代オーディオ規格)に対応した補聴器のサポートが強化されたことです。 ただし対象は、Android 16にアップデートされたPixel 9以降のスマートフォンのみです(Android 16にアップデートするとすぐに利用できます)。 また、Pixelスマートフォン専用の「拡大鏡」アプリも改良され、リアルタイム検索が組み込まれました。 たとえば、レストランのメニューのなかで探しているものを入力し、スマートフォンをかざして動かすと、それに一致した部分が、拡大鏡によってすぐさま画面上でハイライト表示されます。 それと同時に、スマートフォンが軽く振動します。事前に写真を撮ってから検索する必要はもうありません。

Google Pixel 8a以降の機種をお持ちの方なら、今回の最新Pixel Dropにより、バッテリーの状態を知らせる新しいインジケータが表示されます。 この機能は、2025年4月に明らかになっていたものです。充電や使用パターンをもとにしたバッテリー残量などの詳細が表示されます。この機能は、バッテリーをより有効活用するのに役立つはずです(バッテリー交換が必要なタイミングも教えてくれます)。

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