リチウムイオンバッテリーが充電中に爆発か 建物火災で3人ケガ 東京・板橋区
11日午後、東京・板橋区で2階建ての建物が燃え、3人がケガをする火事がありました。警視庁によりますと、リチウムイオンバッテリーが充電中に爆発したとみられるということです。
住民らが見つめる先で、煙に包まれた2階建ての建物。警視庁などによりますと、11日午後1時ごろ、東京・板橋区で火事が発生し、懸命な消火活動が行われました。上空からみると、建物の前には数十人の消防隊員の姿がいて、シャッターを開けているのか、火花のようなものが飛ぶ様子も確認できます。現場近くには真っ赤な車列ができ、ポンプ車など29台が出動したということです。現場近くにいた人
「こんな消防車がたくさんある現場は初めてだったので驚いた」
火事が起きたのは、東京・板橋区。周辺に多くの家屋が立ち並ぶ住宅密集エリアです。車1台がやっと通れるほどの道で消火活動が行われ、辺りにガラスが割れる音が響くと、建物からは白い煙が噴き出しました。火事が起きたとき、建物の中には3人の男女がいたといいます。
そのうち50代の男性は自力で避難。80代の男女2人は一時屋上に避難し、その後、救助されました。3人は軽いケガをしましたが、命に別条はないということです。
一体、何があったのか。近所の人によりますと、火事の前に“大きな爆発音”が聞こえたといいます。隣の住民「息子が言ってたけど、地響きがしたって。家が揺れたんだって。なんか“充電器”が爆発して、すごい煙でモワモワモワモワ、びっくりしちゃった」
警視庁によりますと、無線操縦で動く飛行機のおもちゃのリチウムイオンバッテリーが、充電中に爆発したとみられるということです。
リチウムイオンバッテリーといえば、モバイルバッテリーなどにも使われている身近な存在。総務省消防庁の統計によりますと、出火件数は年々増加しています。(モバイルバッテリー出火件数。2022年=122件、2023年=182件、2024年=290件、去年=482件)気温が上がる今の時期は、注意が必要だということです。電力中央研究所 東京科学大学 特任教授・池谷知彦氏「モバイルバッテリーは熱を吸収するので、直射日光を浴びる窓側、暑いところで直射日光が当たるようなところで充電はやめてほしい。日陰で使うとかそういったことを少し気をつけたほうが良い」
保管場所も燃えやすい場所の近くを避け、目の届く場所に置いておくことが大切だということです。