天皇ご一家あさって東日本大震災の被災地訪問 愛子さまへの継承…両陛下の強い思い【#みんなのギモン】
東日本大震災から15年の節目にあたり、天皇皇后両陛下は長女の愛子さまを伴い、25日から被災地を訪問されます。震災直後の2011年6月4日、皇太子ご夫妻時代の両陛下は、宮城県から被災地の訪問を始められました。避難所で膝をつき、被災者に声をかけて回られ、涙を流す被災者に皇后さまは身を乗り出し、手を握りしめられました。
“震災の傷”に思いを寄せ、被災者に寄り添われてきた両陛下の思いは、今回、初めて東日本大震災の被災地を訪問される愛子さまにも受け継がれようとしています。
今回の日程です。25日は岩手県で大槌町鎮魂の森や大船渡市魚市場などを訪れます。翌26日には、宮城県に移動され、南三陸町の震災被害を伝承する施設や、石巻市の復興祈念公園などを訪れ、それぞれの場所で、花を供えたり、被災者らと懇談したりされる予定です。
また、来月6日と7日には福島県を訪問し、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館などを視察される予定です。
愛子さまは成年にあたっての記者会見で、被災地への思いを語っていらっしゃいました。「『国民と苦楽を共にする』ということの一つには、『被災地に心を寄せ続ける』ということであるように思われます。被災された方々の心の傷が癒えるのは容易なことではないと思いますし、また時間を要するものであると想像されます。そういった苦難の道を歩まれている方々に思いを寄せ続けるということも、大切にしていくことができればと思っております」
被災地に心を寄せ続けられる愛子さまの強い思いを感じるお言葉でした。
愛子さまが初めて被災地を訪問されたのは去年5月、能登半島地震の被災地、七尾市と志賀町でした。仮設住宅で入居者に声をかけ、上皇ご夫妻や両陛下と同じように相手と同じ目線になるよう膝をついてお話をされました。相手の話に合わせて、事前によく調べていないとできないようなお声かけもされていました。また、日本赤十字社に勤務されている愛子さまは、災害ボランティアをしている大学生に「私は仕事でボランティアに携わっていますが、どういう仕組みがあれば、ボランティアがしやすくなりますか?」などと尋ね、学生たちは「ご自身の業務にいかされていくのかと、愛子さまから熱意を感じた」と話していました。
この場で取材していたのですが、被災地のみなさんに寄り添いたいという強い気持ちと共に、この経験を未来につなげていきたいという思いを感じました。