入場料“1万円”!? 忍者の新施設めぐり大紛糾「条例案は全会一致で否決」 記者が施設に潜入 一体どんな施設…!? 三重・伊賀市

2025年夏にオープンする三重県伊賀市の忍者の体験施設が物議を醸しています。その理由が高すぎるのではないかという料金設定です。大人1人6000円から1万円。一体どんな施設なのでしょうか。

開幕から1か月あまりがたった大阪・関西万博。関西パビリオンで注目されていたのは、黒い衣装を身にまとった忍者です。多くのお客さんが足を止め、写真撮影を求める人気ぶり。

実はここ、関西パビリオンに三重県が出展しているブース。県内各地の名物が展示される中、アピールしているもののひとつが伊賀流忍者です。

三重県は、こうした展示で県内への誘客をねらっています。三重県 大阪・関西万博推進PT:

「忍者ってインバウンドの方にも人気のコンテンツでして、万博の次は三重県に行こうと、実際に来てもらうことが大事だと思っています」

万博というチャンスに合わせ、忍者の里・伊賀市では、新たな施設の建設が進んでいます。伊賀市 観光振興課 増田翔太さん:「伊賀流忍者発祥の地の誇りを持って、“リアル忍者”というコンテンツを提供していきたい」「にぎわい忍者回廊」という観光事業を進めている伊賀市。

今年8月に開業予定のこの施設は、民間の事業者が運営を担い、レストランや宿泊施設も備えています。

その目玉は。伊賀市 観光振興課 増田さん:「ここが忍者体験ができる3階のスペースになります」

1階から3階までを使った体験エリアです。

今回、特別に許可をいただき、カメラが中へ!入ったのですが…。伊賀市 観光振興課 増田さん:「今 工事中なので、カメラはここまででお願いします」

カメラが入れるのはここまで。

この先は、音声のみ。記者:「こうやってのぞき込むと、高さもあって広さもありますね」

伊賀市 増田さん:「そうですね 私高所恐怖症なので 今もちょっと震えてるんですけど…」

中は、洞窟のような空間で、探検しながら忍術を習得するアトラクションになっています。記者:「これつり橋ですか?」伊賀市 増田さん:「橋になってます。結構揺れるんですけど…」

記者:「結構揺れる!高さがあるから結構怖いですね」

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