「過去にお付き合いしていました」…永野芽郁が坂口健太郎との交際を認めた“本当の理由”(AERA DIGITAL)|dメニューニュース
今春に田中圭との不倫疑惑が報じられて以降、国内での芸能活動を控えている永野芽郁(25)がここにきて新たな話題を振りまいている。
9月10日、「週刊文春」電子版が坂口健太郎と年上のヘアメイクアーティスト・A子さんとの約4年間におよぶ“同棲愛”と破局を伝える記事の中で、3年ほど前から一定期間、永野とも親密な関係になっていたと報じたのだ。
同記事によると、坂口は2019年放送の主演ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」(日本テレビ系)でA子さんが自身のヘアメイクを担当したことをキッカケに親交を深めて交際に発展。だが、22年には永野とも親密な関係となり“三角関係”になったという。
坂口が所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」の山本又一朗会長は同誌の取材に対し、坂口が役者として海外で活躍したいという目標を理由にA子さんとの別れを決断して同棲を解消したなどと明かしている。
田中との不倫疑惑に続き、坂口との三角関係も明らかになり、すっかり恋多きスキャンダル俳優のイメージが定着してしまった永野だが、番組制作会社のスタッフは永野と坂口の関係性をこう話す。
「永野さんと坂口さんは15年公開の映画『俺物語!!』や20年公開の映画『仮面病棟』で共演しており、双方のファンの間でも仲の良さは有名でした。もっとも、恋人同士という感じではなく、兄妹のような関係性で知られ、お互いを『けん兄』『めい』と呼び合ったりもしていました。『俺物語!!』でヒロインを演じた永野さんは当時まだ16歳の高校生だったこともあり、坂口さんや主演を務めた鈴木亮平さんから妹のようにかわいがられていたそうです。その後、坂口さんとは『仮面病棟』で再び共演するわけですが、撮影現場では本物の兄妹のような和気あいあいとした雰囲気だったようです」
しかし、実際は「兄妹」ではなく「男女の関係」になっていたことが新たに発覚したことで、SNS上では永野の魔性ぶりや共演者キラーぶりが話題になっている。
それにより、坂口と同様に永野と「俺物語!!」で共演していた鈴木にまで交際疑惑が取り沙汰されるようになり、同映画の脚本を手がけた野木亜紀子氏がXでその臆測を暗に否定するなど、多方面で波紋を広げている。
「鈴木さんについては野木さんの投稿もあり疑惑は払拭(ふっしょく)されつつありますが、永野さんと共演歴のある別の俳優も過去の彼女との関係がネット上で注目されたりとその余波は続いています。永野さんは不倫疑惑に続き、今回の“三角関係”報道でも周囲にこれだけの混乱を招いていますからね。タレントイメージが重要なCMはもちろん、民放ドラマなどもますます起用が難しくなったというのが業界内の評価です。仕事面にも今後少なからず影響を及ぼしそうです」(放送作家)
第46回報知映画賞の授賞式での田中圭と永野芽郁(写真:アフロ)■「田中との不倫は認めない」という強い姿勢
こうした一連の報道で、もう一つ注目を集めているのが、永野の所属事務所が取った“異例の対応”だ。
坂口との三角関係について、永野の所属事務所は週刊文春の取材に対し、「過去にお付き合いをしていたことは事実ですが、当時別の方とも交際されていたことは存じ上げておりませんでした」と回答した。
A子さんの存在は知らなかったとしつつも、坂口との過去の交際については認めた形だが、「これは非常に珍しいケース」と前出の番組制作会社スタッフは言う。
「現在進行形の事案ならいざ知らず、所属タレントの“過去の恋愛”に関する問い合わせに対し、芸能事務所があっさりと事実と認めるのは異例です。まして永野さんの事務所は昔から所属タレントの私生活にはあまりタッチせず、本人の自主性を重んじることで知られています。これまで熱愛報道などで事務所としてのコメントを求められた際もスルーするか、完全否定するか、『プライべートは本人に任せています』などの無難な対応に終始するケースがほとんどでした。こうした背景もあり、今回の異例の対応に驚いた業界関係者も多かったはずです」
永野の所属事務所は、同誌が2度にわたって報じた田中との不倫疑惑には一貫して完全否定しており、その対応の違いは明らかだ。その理由について、別の芸能事務所のマネジャーはこう推察する。
「あえて坂口さんとの交際歴を認めたのは、田中さんの件との差別化を図りたかったからでしょう。事務所としては、過去のことはいえ、“坂口との交際は事実だから認めるが、田中との不倫は断じて認めない”という強い意志が感じられます。そのうえで、事実か否かは置いておいて『当時(坂口が)別の方とも交際されていたことは存じ上げておりませんでした』と釈明することで、これ以上永野のイメージが悪くならないように苦慮している様子もうかがえます」
とはいえ、いくら田中との不倫疑惑をかたくなに否定し続けようとも、永野を取り巻く状況が厳しいことに変わりはない。
「永野さんはそれまで起用されていた多くのCMの契約を失い、今年7月にカナダの映画祭の舞台あいさつに登壇して以降、いまだ国内での活動再開は実現していません。Netflix作品や韓流ドラマでの復帰も一部で報じられていますが、具体的な発表はいまだにありません」(前出の放送作家)
パブリックイメージが激変してしまった永野が再び世間に受け入れられるのには、まだしばらく時間がかかりそうだ。
(立花茂)