QPS研究所、KSAT(Kongsberg Satellite Services)社と更なる長期的パートナーシップ契約を締結
~準リアルタイム観測データ提供サービス※の実現に向け、協力体制を強化~
QPS研究所は36機の小型SAR衛星「QPS-SAR」による準リアルタイム観測データ提供サービスの実現に向けて、ノルウェーの地上局サービスプロバイダであるKongsberg Satellite Services社(以下KSAT)との長期的なパートナーシップを締結したことをお知らせいたします。このたび、6月3日(水)に、駐日ノルウェー大使館よりフレドリック・ステーン公使参事官、経済産業省宇宙産業課より髙濱航課長のご臨席のもと、調印セレモニーが明治記念館(東京都港区元赤坂)で執り行われました。
左から、駐日ノルウェー大使館 フレドリック・ステーン公使参事官、マルテ・インドレゴールKSAT CEO、QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西俊輔、経済産業省 宇宙産業課 髙濱航課長QPS研究所とKSATは、QPS-SAR2号機「イザナミ」の運用開始以来、LEOP(Launch & Early Orbit Phase: 打上げおよび軌道投入直後)ならびに地上局サービスにおいてパートナーシップを締結しています。QPS研究所は2030年に36機のQPS-SARによるコンステレーションの構築を目指しており、このたび、今後のコンステレーション拡大において、KSATが提供する小型衛星およびメガコンステレーション向けに設計された完全自動化地上局サービス「KSATlite」の採用を決定し、更なる長期的なパートナーシップ契約の締結をいたしました。
今回の締結は、QPS研究所が目指している準リアルタイム観測データ提供サービスの実現を、KSATが持つグローバルな地上局ネットワークによって更に確かなものとするための重要なマイルストーンとなります。
<KSAT アジア代表 兼 日本法人代表 Kenneth Olafsson氏 コメント>「急速に拡大を続けるQPS研究所のQPS-SARプロジェクトを引き続きサポートできることを大変光栄に思います。実用的な社会的・戦略的ミッションを持ち、目的志向の宇宙関連技術を共有するQPS研究所は、KSATにとって今後も心強い長期的なパートナーであり、彼らが私たちを信頼してくれたことに深く感謝いたします。」
<株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西 俊輔 コメント>「KSATは当社の2号機『イザナミ』の時から、初期運用フェーズのサポートやミッションクリティカルな運用のための地上ネットワークの提供など、当社のミッションにおいて極めて重要な役割を果たしてくださっています。KSATは実績と世界規模で信頼性の高いインフラを備えており、私たちのミッションを前進させる上で非常に信頼できるパートナーです。」
(※) 世界中のほぼどこでも平均10分以内に観測、または特定の地域を平均10分間隔での観測が可能なサービス。
<KSAT社について> Kongsberg Satellite Services(KSAT)は、地上ネットワークおよび地球観測サービスのリーディングプロバイダーです。ノルウェーのトロムソに本社を置き、スヴァールバル諸島や南極にある世界最大規模の商業用施設を含め、世界中で40以上の地上局を運営しています。50年以上の専門知識を持つKSATは、打上げサポートや衛星運用から、データの取得、処理、分析に至るまで、ミッションのライフサイクル全体を通じて、信頼性の高い宇宙・地上間通信およびデータサービスを提供しています。統合ミッションサービス(IMS)を通じて、KSATは打上げ支援、ミッション運用、データ配信を単一のサービスとして統合した、完全なエンドツーエンドソリューションを提供しています。IMSにより、衛星オーナーは効率的にスケールでき、運用負荷を軽減し、拡大する衛星群全体にわたって堅牢で高い耐障害性を備えたパフォーマンスを確保することが可能です。