生活の中にリハビリを取り入れ自立を目指す リハビリ特化住宅型老人ホーム『笑笑音(ええね)新瀬戸』が開所【愛知県瀬戸市】

 高齢者が自立した生活を送れるよう食事や入浴、リハビリなどの支援を行うデイサービス。そのノウハウを活用した住宅型有料老人ホームが、愛知県瀬戸市に開所した。

「笑笑音(ええね)EENE」(親会社:シモダL&C)は、2015年から愛知県瀬戸市で高齢者の自立支援と健康寿命の延伸を目指した介護事業を展開。

 リハビリ特化型デイサービス3施設と居宅介護支援事業所では、「身体の動きをスムーズにする、筋力・体力・歩行能力を高める低負荷の反復運動」や「認知症予防の脳活プログラム」などを実施している。

 デイサービスで培った知識と経験を活かし、2025年4月に天然温泉付きリハビリ特化の住宅型老人ホーム『笑笑音(ええね)新瀬戸』を開設した。

『笑笑音(ええね)新瀬戸』のコンセプトは「全てのリハビリが必要な方へのケア」。生活の中にリハビリを取り入れ、介護スタッフと共に“できること”を増やしながら、入居者の自立を目指す。

 居室は全室個室で49室あり、18平方メートルと広々。明るく開放的な室内には、トイレや洗面台、ベッド、洋服ダンス、見守りセンサーが備わっている。

 205平方メートルの食堂兼リハビリスペースでは、同時に20人までのリハビリに対応可能。

  食堂はスタッフや入居者同士で会話を楽しむなどリラックスできる空間に。

 リハビリスペースには、ドイツのメディカル認証(TUV/ZAT)を取得したリハビリ用トレーニングマシンを導入。

 立ったまま行うため、体幹に負担をかけ、効率良く運動が可能。最新マシンを用いて、筋力アップ・日常生活に必要な機能の維持・向上を目指す。

 リハビリプログラムは理学療法士の指導の元、個別に作成。歩行及び動作状況を定期的にチェックし、改善を行う。生活の中に自然とリハビリが組み込まれる形となっている。

 天然温泉が満喫できる浴室では、疲労回復、リラクゼーション効果のある「ナトリウム-炭酸水素塩泉」を導入。入浴を楽しめるだけでなく、リハビリプログラムに温泉療法を取り入れている。自力での入浴が困難な人でも、機械浴、個浴で安全に入浴をサポートする。

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 リハビリと温泉を組み合わせた老人ホームでは、気軽に健康づくりをしながら、心身ともにリフレッシュできる生活が送れるだろう。

【データ】

『笑笑音(ええね)新瀬戸』http://xn--r8ja5i.com

開設日:2025年4月1日施設タイプ:住宅型有料老人ホーム

住所:愛知県瀬戸市東松山町12番地

※シモダL&Cの発表したプレスリリース(2025年4月7日)を元に記事を作成

写真/シモダL&C提供 構成・文/松藤浩一

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