iOS 26で進化した「ウォレット」アプリ、旅行好きは使うしかないかも

Image: Apple

空の旅がもっと快適になりそう。

iPhoneでSuicaやクレジットカードを利用するのに欠かせない「ウォレットアプリですが、国内ユーザーは2025年6月24日(火)からマイナンバーカードを追加できることが明らかになっています。

先日発表されたiOS 26ではこの「ウォレット」アプリがさらに進化し、米国ではデジタルIDの追加やApple Payを使ったクレジットカードの分割払いができるようになります。

今回たくさんの新機能が追加された「ウォレット」ですが、個人的には新しい搭乗券体験がとても魅力的に感じたためご紹介します。

iOS 26では、お馴染みの「搭乗券」が久々にアップデート

二次元バーコードが記載されたデジタル搭乗券は、iPhoneの「ウォレット」アプリに追加しておくことでスムーズにゲートを通ることができ、万が一飛行機の遅延が発生した際にはロック画面にお知らせが表示されるためとても便利。

僕も何度か試したことがあるのですが、紙のチケットを取り出さずに出発時刻や搭乗ゲート、自分の座席を1つの画面で確認できるため、搭乗前に慌てることもなくこれまで何度も助けられてきました。そんな「ウォレット」アプリの搭乗券ですが、iOS 26ではデザインが刷新されただけでなく、便利な新機能が使えるようになっています。

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こちらが新しい搭乗券のデザイン。これまでの情報に加えて、家族や友人にフライト情報を共有するためのボタンや広い空港でも安心できる搭乗ターミナルまでの道順をマップで確認できるボタンなどが追加されています。

どちらも空の旅を安心して過ごすために使える便利機能ですね。ありがたい。

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また、誰もがつい心配になるロストバゲージですが、新しい搭乗券では「探す機能にすぐアクセスして、荷物を追跡または紛失を申告できるとのことです。

これは昨年登場したAirTagの位置情報を他の人と共有できる機能も上手に組み込まれてるようにみえます。海外旅行に行く際はAirTagを持っていた方が安心できそうです。

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ほかの魅力的な新機能として、フライトに関する情報をライブアクティビティでリアルタイムにチェックできる機能が追加されます。Appleらしいオシャレなデザインがたまらなく好き。フライト中アニメーションをずっと眺めてたいです。

僕はこれまで「Flighty」というサードパーティ製アプリを使ってフライト情報をチェックしていたのですが、Appleが今回公開した画像を見る限りほぼそっくりな機能がiOS 26で標準搭載されるようなのでかなり楽しみにしています。

ちなみにiOS 26の新しい搭乗券が使えるのは、まず初めに以下の航空会社が該当するとのこと。

・エア・カナダ

・アメリカン航空

・デルタ航空

・ジェットブルー航空

・ジェットスター航空

・ルフトハンザグループ

・カンタス航空

・サウスウエスト航空

・ユナイテッド航空

・ヴァージン・オーストラリア航空

機能性が充実しただけでなく、見た目もさらに楽しく進化した『ウォレット』アプリの新しい搭乗券。この秋以降に搭乗する飛行機では、その違いをきっと実感できることでしょう。

Source: Apple via MacRumors

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