嵐ラストライブ「招待リスト」開示 ファンの納得と、有働由美子の姿勢

嵐ラストライブ「招待リスト」開示 ファンの納得と、有働由美子の姿勢

世紀のプラチナチケットと化した嵐のラストライブ。5月31日の東京ドームで、関係者席に座った人々のリストがライブ直前にX(旧ツイッター)のツアー公式アカウントで公開されていたことと、その顔ぶれがファンの間で話題を呼んでいる。

公開されたリストは次の通り。

<関係者席招待客>

歴代チーフマネージャー

事務所スタッフ

所属音楽レーベルの社員

アイドル誌嵐担当

テレビ誌嵐担当

Sexy Zone

元嵐担当マネ

元V6担当嵐マネ

Snow Man

NEWS

なにわ男子

ジュニア

布袋寅泰

今井美樹

有働由美子

加賀まりこ

有吉弘行

佐藤浩市

山田裕貴

西野七瀬

超人気ライブの招待席は、「特権階級」や「上級国民」といった冷ややかな視線を浴びがちだ。にもかかわらず、公式アカウントが関係者招待客のリストを事前開示するという、異例の試みが行われた。

そこに並んだのは、歴代のチーフマネージャーや所属レーベル社員、長年彼らを支えた雑誌担当者、そして嵐のマネジメントを経験したスタッフたち。さらに、ともに時代を築いた布袋寅泰や今井美樹、親交の深い加賀まりこ、佐藤浩市、有吉弘行、そしてジャニーズの仲間たちといった「VIPすぎる顔ぶれ」であった。

あらかじめ顔ぶれと嵐との深い絆が可視化されたことで、ややもすると反発を生みかねない関係者席に対し、多くのファンが「この人たちなら納得せざるを得ない」と好意的に受け止める結果となった。

このリストのほかにも、自力でチケットを入手したとみられる有名アーティストらの目撃情報が、SNS上に多数書き込まれていた。

「私なんて最後でいい」有働由美子が魅せた猛省と配慮

この錚々たるリストに名を連ねながらも、ツアー中、招待が決まった際に恐縮しきっていたのがフリーアナウンサーの有働由美子である。

有働は自身のラジオ番組『うどうのらじお』で、チケットを入手できない一般ファンへの最大限の配慮を滲ませた。「ファンの方々のものだから、こちらから行きたいとは言えない」と、関係者席という立場に自らストップをかけていたという。

しかし、日本テレビ系『news zero』などで長年共演してきた櫻井翔から「ぜひ最後を見届けてやってください」と直接声をかけられた。有働は「本当に大丈夫? 私なんて最後でいいよ」と固辞しつつも、櫻井の熱意に応える形で会場へ足を運ぶことを決意していた。

戦友としての涙と、ファンに寄り添う謙虚な語り口

ツアー中のライブでは、NHK紅白歌合戦での共演や、20周年ドキュメンタリーのナレーションを務めた日々を思い返した有働は、開始10分で早くも涙を流したという。地声が低いため、ナレーションの際には「機械的に音を上げた」という裏話も披露した。

約5年のブランクを感じさせないパフォーマンスに「最高の状態に持ってきている。アイドルだぁという感じ」とプロの目線で脱帽。MCで見せた5人の関係性についても「あの5人のまま、嵐のままで……」と、変わらぬ絆に胸を熱くしていた。

有働は嵐を「テレビからスターが出来上がっていく最後の世代」と評し、自分たちできちんと幕を引く姿勢を「素晴らしさと寂しさ」という言葉で表現した。単なる招待自慢に終始せず、嵐が築き上げた時代への敬意とファンへの配慮を忘れない謙虚な語り口だった。

ラストライブについての感想も、いずれどこかで語られるだろう。厳しい視線にさらされがちな関係者席への感情を溶かし、ファンの心に寄り添うルポとして受け入れられるに違いない。

(zakⅡ編集部 圭拓海)

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