松たか子が阿部サダヲと10年ぶりに夫婦役、ドラマ「しあわせな結婚」出演(コメントあり / 動画あり)
松たか子が、阿部サダヲ主演のドラマ「しあわせな結婚」に出演することがわかった。
大石静がオリジナル脚本を手がける本作は、お茶の間から絶大な支持を得ている弁護士・原田幸太郎を主人公に据えた“マリッジ・サスペンス”。仕事に支障が出ることを嫌い独身を貫いてきた幸太郎だったが、入院先の病院で鈴木ネルラと出会い、電撃結婚する。しかしその後、彼女が抱えていた大きな秘密が徐々に明らかになっていく。
阿部が幸太郎を演じ、松は幸太郎の運命の相手・ネルラ役で出演。修復学を学んでイタリアへ留学し、帰国後も絵画の修復などに携わっていたものの、ある出来事をきっかけに美術教師に転向する人物だ。感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せない、ミステリアスな魅力の持ち主でもある。
阿部とは共演も多く、映画「ジヌよさらば ~かむろば村へ~」以来10年ぶりに夫婦役を務めることになった松。「これまで阿部さんとご一緒した作品では、あまり幸せになれないパターンが多かったんですが、今回はタイトルに“しあわせ”と入っているので…幸せになれるといいなと思っています」と願いつつ、ネルラについては「私はあまりしゃべらない役なんですが、阿部さんは“しゃべるのがお仕事”という役。以前、『スイッチ』でご一緒したときは、お互いイヤになるくらい、ずっとしゃべっている役だったので(笑)、今回は全然違う感じになりそうです」と述べた。
阿部も「ネルラは謎が多い人だし、本当に演じるのが難しいだろうな、でも松さんならできるだろうな、と思いました」「松さんがネルラという人をどう作り上げてこられるのか、そして本当に難しくて不思議な役を演じる松さんを見られるのがすごく楽しみです」とコメント。幸太郎がネルラと結婚後、彼女の家で暮らすことに関しては「そこはネルラの家族が暮らしているマンションなので、階は違うけど、ある意味同居のような感じで…。不思議な設定なんですが、家のシーンはホームドラマのような感じで面白くなるんじゃないかと思っています」と期待を煽った。
TVer、YouTubeではクランクイン前に阿部と松がトークを繰り広げたスペシャルインタビュー映像が公開。さらに5月5日12時には2人が参加した「木曜ドラマ『しあわせな結婚』ポッドキャスト」#1が配信される。相手に聞きたいことを質問するコーナーでは、「行くならどこ温泉?」「太いタイヤの自転車ってどう思う?」といった質問が飛び出した。
テレビ朝日系7月期のドラマ「しあわせな結婚」は毎週木曜21時から放送。監督を黒崎博、星野和成、楢木野礼が務める。
ドラマ「しあわせな結婚」阿部サダヲ×松たか子SPインタビュー
木曜ドラマ「しあわせな結婚」
テレビ朝日系 2025年7月スタート 毎週木曜 21:00~21:54
松たか子 コメント
初めて大石静さんのドラマに出させていただくので、すごくワクワクしています。そして、テレビ朝日の連続ドラマも初めてなので、ご一緒させていただくことが多い阿部さんがいて、頼らせていただけるなと安心しています。出演することが決まった際には、映画を観てくださった阿部さんからご連絡をいただいて、「ドラマもお願いします」というお話をしました。これまで阿部さんとご一緒した作品では、あまり幸せになれないパターンが多かったんですが、今回はタイトルに“しあわせ”と入っているので…幸せになれるといいなと思っています。《マリッジ・サスペンス》ということなんですが、大石さんは「ホームドラマだと思っている」とおっしゃっているし、いろんな可能性があるので、きっと最初は探りながらやっていく感じになると思います。私が演じるネルラは、ミステリアスでちょっと不思議な女性なんですが、独身主義だった幸太郎が“結婚しよう!”と思った“何か”があるんですよね。そういう不思議な魅力を持っているとしたら、一体どういう人なんだろうって、まだわからないことが多くて、ドキドキしています。私はあまりしゃべらない役なんですが、阿部さんは“しゃべるのがお仕事”という役。以前、「スイッチ」でご一緒したときは、お互いイヤになるくらい、ずっとしゃべっている役だったので(笑)、今回は全然違う感じになりそうです。そしてネルラは“人にどう思われようと構わない”というような美術教師なんですが、私自身は絵がまったく得意ではないんですよ。でも、“本当に描ける”ということを楽しんでいただくドラマではないと認識しているので…そのあたりは大丈夫だと信じています(笑)。
今回、阿部さん以外だと、初めて一緒にお芝居する方のほうが多いと思います。阿部さんをはじめとするキャストの皆さん、大変魅力的な方々とお芝居ができることが、私もとても楽しみです。面白いドラマになるように一生懸命頑張りますので、放送を楽しみに待っていてください。