【中日】阪神に競り負け4連敗&最悪借金13…6回藤嶋が2失点で4敗目 チェイビス痛恨2失策 マラー5回自責1 岡林4号ソロで1点差も

■プロ野球 阪神 5-4 中日 (19日 京セラD大阪) 中日は首位・阪神に競り負け、今季4度目の4連敗。47勝60敗2分で今季最多借金を「13」に更新した。試合は1点先制直後に先発・マラー(27)が1死一、二塁から榮枝の適時打で同点に追いつかれると、プロ初出場の8番・井坪陽生(20)の三内安打にサード・チェイビスの失策で一気に逆転を許す。5回に1死一、二塁からボスラーの適時打、さらに2死一、三塁から山本の適時打で同点に追いついたものの6回に1死二塁からチェイビスのこの試合2つ目のファンブルにより一、三塁とピンチが広がり代打・糸原、熊谷の連続適時打で2点を勝ち越された。7回に岡林の4号ソロで1点差に迫ったがあと一歩反撃が及ばなかった。 緊急先発の阪神先発・ビースリー(29)に対し、スタメン野手は1番ライト・上林、2番セカンド・板山、3番センター・岡林、4番レフト・細川、5番ファースト・ボスラー、6番サード・チェイビス、7番ショート・山本、8番キャッチャー・石伊を組んだ。 初回は2死から岡林が中前安打を放つも無得点。それでも2回表、先頭のボスラーが四球、チェイビスの右前安打で無死一、三塁とすると、1死から石伊が初球を投前へセーフティースクイズを仕掛け、これがピッチャーのフィルダースチョイスを誘い1-0と先制する。 マラーは3勝6敗、防御率3.57で今季14度目の先発。前回の8日・広島戦(バンテリンドーム)は7回2/3を5安打3失点(自責2)で勝ち負けつかず。阪神戦は来日初登板となったが、初回は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。 しかし1点リードの2回裏、佐藤輝、大山に連打で無死一、二塁のピンチを背負うと、中川を空振り三振で1死も7番・榮枝の右前適時打で同点に。なお1死一、二塁で続く8番・井坪の三塁線へのボテボテの当たりをサード・チェイビスが一塁へ悪送球すると二者生還を許し1-3と一気に逆転された。 2点を追う打線は3回、先頭の板山が四球、1死から細川が中前安打で一、二塁もボスラーが空振り三振、チェイビスが三飛。その裏、マラーは2死から森下、佐藤輝に連打、大山に四球を与え満塁としたが中川を空振り三振に斬る。 4回は先頭の山本が左腕に死球を受け出塁も石伊が遊ゴロ併殺打で2死。続くマラーも死球を受けたが、上林が3球三振に終わる。その裏、マラーは先頭の榮枝に中前安打も井坪を空振り三振。また榮枝の二盗を石伊が阻止すると、ビースリーを空振り三振に抑える。 すると5回表、先頭の板山が右翼線へ二塁打、岡林が四球で無死一、二塁とすると、細川の一邪飛で1死も、ボスラーの中前適時打で2-3。なお1死一、三塁で阪神2番手・ハートウィグに対しチェイビスが二飛も、山本が中前適時打を弾き返し3-3の同点に追い付く。その裏、マラーが先頭の熊谷に四球、犠打を決められ1死二塁も森下、佐藤輝を抑え無失点。 マラーは直後の攻撃で代打にこの日昇格の大島が送られたため5回で降板。マラーは5回85球、被安打7、奪三振5、与四球2、3失点(自責1)だった。 6回は阪神3番手・ドリスに対し、1死から上林が右前安打、二盗を決めると守備がもたつく間に三塁を狙うも憤死。板山も空振り三振で結果三人で攻撃終了。 その裏2番手・藤嶋が先頭の大山に四球、犠打を決められ1死二塁。続く井坪の三ゴロをサード・チェイビスがファンブルし一、三塁とピンチが広がると、ドリスの代打・糸原の右前適時打、熊谷の中前適時打で3-5と再び2点勝ち越される。 それでも直後の7回表、先頭の岡林が阪神4番手・及川のストレートを捉えると打球は右翼スタンドへ。7月29日・巨人戦(バンテリンドーム)以来の今季4号ソロで4-5。なお2死からチェイビスが右中間へ二塁打も山本が中飛で1点止まり。その裏、メヒアが先頭の森下に四球を与えるも後続を退け7試合連続無失点。 8回表は阪神5番手・石井に対し1死から代打・ブライトが右前安打を放つも、上林が空振り三振、ブライトも二盗失敗のゲッツーで無得点。その裏、4番手・梅野が完璧に抑える。 だが9回表、阪神抑え・岩崎の前に先頭の代打・田中が中前安打、岡林の投犠打で1死二塁も得点奪えずゲームセット。藤嶋が4敗目(1勝)。

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