もはや「光モノ」とは呼べない時代に――Corsairのタッチ液晶登場も即レア化(ITmedia PC USER)

 XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenは、5点マルチタッチ対応の14.5型ディスプレイで、解像度は2560×720ピクセルとなる。本体サイズは約372(幅)×120(高さ)×22(厚さ)mmで、メインディスプレイの下や机の脇において、ステイタス確認用ディスプレイや操作パネルなどとして使える。  ディスプレイの裏側にはマグネットが付いており、スタンドを外してマシン内部に組み込むことも可能だ。同社の調光ユーティリティー「iCUE」に対応し、映像入力端子はHDMIとUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)を1基ずつ備える。  デモ機を置くパソコンSHOPアークは「Virtual Stream Deck機能で画面にショートカットアイコンを並べたり、縦置きしてチャットウィンドウを常時表示したりといった使い方もできます。さまざまな場所に固定できるので、マシンの装飾に使う人もいるかもしれませんね」と話していた。  話題性と使い道の広さもあってか、週末を待たずに売り切れとなるショップが相次いでいた。多くのショップが再入荷の目処は立っていないという。

 タッチパネル機能を持たないサブディスプレイも登場している。Lian-Li Industrialの8.8型フルHD液晶「SM088」で、ブラックとホワイトがあり、価格は1万5000円前後となる。  本体サイズは約237(幅)×73(高さ)×13(厚さ)mmで、映像入力と給電には内蔵用のUSBピンヘッダー、もしくはUSB Standard-Aポートを使う。120mmファンマウントに対応するスタンド兼ブラケットと140mmファンマウントに対応する付属品に加え、3M製の両面テープやスタンドも付属している。  オリオスペックは「内部前方のラジエータースペースに固定したり、左側面パネルに貼ったりといろいろできますね。マシン内部のビジュアルに注力する人も増えていますから需要はまぁあると思います」と評価する。  また、CPSからは2.4型LEDディスプレイ「DISPLAY CELL」が売り出されている。320×240ピクセル表示対応のIPS方式を採用したディスプレイで、価格は4600円前後だ。  内蔵用USBピンヘッダー、もしくはUSB Standard-Aポートに接続する仕様で、サイズは約74(幅)×74(高さ)×15(厚さ)mmだ。裏側にマグネットを組み込んでいる他、両面テープもセットになっている。  TSUKUMO eX.は「CPUブロックにディスプレイがない水冷キットに、LCDを足すといった使い方ができますね。最近はCPUブロックに好きなイラストや動画を表示したいという人も多いですから」という。  実際マシン内部の装飾は、ARGB LEDとLCDディスプレイの組み合わせがトレンドだ。マシン内部を飾る流行について、同店は「もはや『光モノ』ではないかもれませんね。画像や映像も含めた総合的なものになってきていますから」と話していた。  時代は少しずつ進んでいく。


Page 2

 グラフィックスカードの新製品では、既報の「Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB」や「Radeon AI PRO R9700」の他にも、MSIのGeForce RTX 5070 Ti搭載カード「GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X PZ OC」(G507T-16V3ZC)が話題になっていた。  ホワイトで統一された3連ファンクーラーを採用したモデルで、価格は15万3000円前後となる。  補助電源コネクターがスロット面の奥に配置されており、ケーブルを目立たないように処理しやすいのが特徴だ。補助電源ケーブルは、マザーボードの基板近くをはう格好になる。  入荷したTSUKUMO eX.は「新たな視点でケーブルを目立たせないようにする設計ですね。裏配線系は正直まだ盛り上がってはいませんが、こういうラインアップが増えたら面白がる人も出て来そうですよね」と期待を寄せていた。

 入力デバイスでは、Pulsar Gaming Gearsからワイヤレスのゲーミングマウス「X2H CrazyLight」が売り出されている。ホワイトとブラックがあり、価格は1万6000円強だ。  つかみ持ちに向いた「X2H Mini」をベースに、本体重量を約37±1gの軽さを実現したのがポイントだ。8Kポーリングレートにも対応する。  また、Razerからはゲーミングチェア専用スピーカー「Razer Clio」が登場している。価格は3万2500円前後だ。  Bluetoothや2.4GHz HyperSpeedで接続する仕様で、フル充電時は最長14時間の連続再生が可能だ。

ITmedia PC USER

ITmedia PC USER
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: