【ソフトバンク】移籍初アーチの秋広優人「2年前は何も分からず。今は野球の怖さも知って」
◆日本生命セ・パ交流戦 2025ソフトバンク4―0DeNA(14日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・秋広優人内野手が連日のヒーローになった。2回2死から右翼席へ先制1号ソロ。移籍後39打席目での初本塁打が、13日の移籍後初打点に続く決勝打になった。巨人時代の23年7月23日のDeNA戦(横浜)以来、692日ぶりの本塁打。小久保監督はミート力を生かす打撃を認めながら「練習では強く振るように」と指示していたが、この日の一発を振り返り「芯に当たれば、オーバーフェンスする力はある。最近は練習の時もしっかり振れている。そういう癖をつけていけば」と語った。以下は秋広の試合後の主な一問一答。
(ヒーローインタビューで)
―カウント2―1から
「カウントが有利だったので、積極的に力強いスイングを心がけました」
―2年ぶりのダイヤモンド一周は
「あまり覚えていないんですけど、すごく歓声が大きくて、うれしかったです」
―2日連続のヒーロー
「ありがとうございます。まだまだチームに貢献できるように頑張ります」
(囲み取材で)
―連日の活躍は
「チャンスをもらっているので、一打席一打席応えられるように臨んだ結果だと思います」
―本塁打は内角のスライダーをさばいた
「狙いは外側だったけど、うまく反応できました」
―感触は
「弾道が低かったのでどうかなと思ったけど、入ってくれてよかったです」
―小久保監督には練習では強いスイングをするように言われているが
「練習でやってきたことが試合でのイメージに近づいているかなと思います。このまま継続していきたいです」
―結果が出ている理由は
「タイミングを一番、意識していて。いい方向にいっているかなと思います。パ・リーグは直球が速い印象なので、タイミングを意識して」
―10本塁打を放った2023年と打撃は変わっているのか
「変わっているのかなあ。難しいですね。でも、2年前は何も分からず怖い物知らずだったけど、いまは野球の怖さを知ったり。心境は少し違うと思います」
―層の厚い外野陣でアピールを
「すごい選手がいっぱいなので。そんな甘くないと思いますけど、一打席一打席、頑張っていきたいです」