【宝塚記念】全頭チェック!重馬場巧拙のヒント一覧 レース後コメント&記者メモからピックアップ
[GⅠ宝塚記念=2025年6月15日(日曜)3歳上、阪神競馬場、芝内2200メートル] 馬場が心配な宝塚記念。各馬の実績を確認しつつ、東スポ競馬Webに掲載された過去のレース後コメントや厩舎情報に、巧拙に関するヒントがないか、探してみた。
重馬場だった昨年の宝塚記念で3着。〝こなせる〟が共通見解だが、枠には不安もつきまとう。「いい馬場なら絶好枠なんだけどね。悪い枠ではないけど、土曜日の雨でどれだけ傷みが進むか。(ジョッキーとの作戦は)当日の馬場状態を見て決めることになる」と上村調教師は臨機応変の姿勢(13日の記者メモより)
厩舎コメントでは「天候が心配だがこれに関しては願うしかない。追い切り時の重い馬場が記憶に残って競馬をしてくれれば」と尾関調教師。先週、ドバイを振り返り「イメージより重めの馬場だったのが響いたかな」と話していたことがメモされており、歓迎とは言えないか。
大跳びなのだが、稍重だった23年の函館記念を楽勝しており、当時、ルメールは「こういう馬場ですごくいい反応をしてくれました」と話していた(記者メモ参照)。重馬場だった昨年の宝塚でも5着に入っている。
重馬場だった23年の京都大賞典を勝っており、昨年の宝塚でも4着。十分こなせる。
稍重だった前走・日経賞後、モレイラは「今回のような馬場は得意」。堀師も「平べったい爪なので柔らかい馬場は合っている」。昨年は不良馬場のAJCCを勝っている。
先週の記者メモで「雨が残る馬場になりそうなのは歓迎」と河村助手。今週の厩舎コメントにも「道悪もこなせると思う」
「良馬場で競馬ができるようなら」と杉山晴師が話しており、歓迎とは言えない。昨年の宝塚(重馬場)後、ルメールは「直線では進んでいかなかった。ディープインパクトの子にはこういう馬場は難しい」と話していた
稍重の日経賞後、北村友は「馬場に尽きます」。今週の記者メモにも「できれば馬場はパンパンのほうがいいですね」(久保助手)