梅田でどう戦う? リンクス梅田、6周年で大規模リニューアル「差別化を図って」
13時間前
LINKS UMEDA外観(Lmaga.jp撮影)
(写真3枚)
大阪・梅田の複合商業施設「LINKS UMEDA(リンクス梅田)」が、6周年を迎え大規模リニューアルを実施。なかでも地下1階にある飲食エリア「オイシイもの横丁」では、若者層へとアピールすべく新たに7店舗をオープンする。
今回のリニューアルの目玉のひとつ「オイシイもの横丁」(Lmaga.jp撮影)2019年11月に開業し、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」とリンクした店舗や展開をおこなってきた同施設。今回の約1万平方メートルにも及ぶ改装では、10月24日にオープンしたグローバル旗艦店の「UNIQLO UMEDA」を皮切りに、全26店舗がリニューアル&オープンしていく。
今回の目玉は、同施設の地下1階にあり、飲み屋やB級グルメが軒を連ねる「オイシイもの横丁」のリニューアルだ。「昼間から飲める」が魅力の同エリアをより強化すべく、新業態の居酒屋「餃子とセアブラおでん 梅田のしんちゃん」や大阪初出店となる「漁師酒場あらき」など、新たに7店舗がオープンしていく。
ちなみに同エリア、金・土曜は24時まで営業(そのほかの曜日は23時まで、一部は24時まで)と、遅くまで営業している点もポイントだ。
左から「リンクス梅田」館長・五鬼上大介氏、大阪出身のタレント・ゆうちゃみ(11月7日 Lmaga.jp撮影)リニューアルにあたり、同エリアでは出会いや交流を重視した「平成飲みスタイル」をコンセプトに掲げるという。同施設の館長・五鬼上大介さんは、「居酒屋はおじさんのものだけじゃないということで、平成生まれ・平成育ちの若いお客さまに居酒屋に親しんでいただきたい。カジュアルで日常的に使いやすい居酒屋をリニューアルでは意識しています」と意図を説明。
周辺には「梅田で働くおっさん」を対象とした「バルチカ03」や「KITTE大阪」の地下にある「うめよこ」などもあり、飲み需要に特化したエリアが多い激戦区だ。五鬼上館長は「競争は厳しいですね。差別化を図って運営していきたい」と話した。
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同施設ではほかにも、トラベルグッズやキャラクターアイテムなどを扱う「キャラトラステーション」の関西初出店やアイウェアの「OWNDAYS」がオープンするほか、旅行代理店の「HIS」「近畿日本ツーリスト」や包丁専門店「JIKKO/實光刃物」などが改装や移転リニューアルをおこなっていく。
また、リニューアルに際し6周年イベント「Evolution! FES」も開催中。タレントのゆうちゃみをアンバサダーに迎え、11月30日まで各店舗でセールや割引キャンペーンを実施する。