SuicaとPayPayじゃダメなの? JR東日本「teppay」でできること、残念なところ
39,231
編集部 ( GIZMODO編集部 )決済サービスに大物新人が参戦!
JR東日本が2026年10月20日から提供を開始した「teppay(テッペイ)」は、モバイルSuicaアプリ内で使えるコード決済サービス。対応するお店での買い物に加えて、利用者同士で残高を送り合ったり、その残高をSuicaにチャージしたりできます。
Screenshot: teppayとはいえ、買い物ならSuicaでできるし、お金を送り合うならPayPayもある。わざわざ使うメリットはあるのでしょうか? できることと、現状少し残念に感じるところを整理してみました。
Suicaの上限が30万円になる、わけではありません
まず押さえておきたいのは、Suicaとteppayは、同じアプリの中にある別のお財布だということ。
Suicaは、改札やお店の端末にかざして使う交通系電子マネー。一方のteppayは、画面にコードを表示して見せたり、お店のコードを読み取ったりして支払います。
Suicaの残高上限は従来どおり2万円ですが、teppayでは最大30万円までの支払いに対応。Suicaでは残高上限に引っかかっていた、高額な買い物にも使えます。
Screenshot: teppayただし、改札をteppayで通れるわけではありません。電車に乗るときは、引き続きSuicaを使います。「Suicaに30万円入れられるようになった」というわけではないので、お間違いなく。
送った残高を、交通費にも使ってもらえる
従来のSuicaとの違いでわかりやすいのが、利用者同士で残高を送り合えることです。
たとえば、家族に交通費を渡したいとき。teppayで残高を送り、受け取った側がSuicaにチャージすれば、そのお金で電車に乗れます。買い物にも交通費にも振り分けられるので、子どもへのお小遣いにも使い道がありそう。
残高を送り合うだけなら、ほかの決済サービスでもできます。teppayで注目したいのは、その先でSuicaにつながることです。
また、アプリ内で「teppay JCBプリカ」を発行すれば、オンライン決済にも対応。
Screenshot: teppayお店での買い物だけでなく、ネットで使う方法も用意されています。クレジットカードをまだ持っていない学生の方などにはありがたいサービスかもしれません。