FRB、年内2回の利下げなお適切=サンフランシスコ連銀総裁
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日夜に放送されたFOXビジネスの番組インタビューで、早ければ来月にも金融緩和を実施するという考えを依然として支持していることを示唆した。ワイオミング州ジャクソンホールで2023年8月撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir)
[15日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日夜に放送されたFOXビジネスの番組インタビューで、早ければ来月にも金融緩和を実施するという考えを依然として支持していることを示唆した。
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総裁は労働市場の軟化、減速しつつあるものの低迷していない景気、米連邦準備理事会(FRB)の目標を依然として上回るインフレ率を鑑みると、「年内に数回の利下げが正当化されるだろう」と指摘。その上で、「もちろん、データを見てから判断する。利下げは減るかもしれないし、増えるかもしれないが、最終的には2回が妥当な予測だと考えている」と述べた。
「私が望まないのはインフレの再燃や長期化の可能性を心配しすぎて、それが明確になるまで待ち、労働市場を支援しないことだ」と語った。
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