ポーカーディーラーのいかさま行為に中国人客50人が集団で抗議、警備員殴った3人逮捕 /済州
【TV朝鮮】(アンカー)
済州島のカジノで、中国人約50人が集団で暴れました。ある中国人が「いかさまだ」と抗議すると、その近くにいた中国人まで加勢し、険悪なムードになりました。キム・テジュン記者が取材しました。
(記者リポート)
カジノで中国人が騒いでいます。
集団で大声を出したり、ポーカーテーブルの周りでディーラーに向かって指をさしたりしています。
「カードを出せ、カードを出せ」
警備員たちが制止しますが、どうにもできません。
中には、警備員に暴行まで加えた中国人もいました。
済州市内のカジノで中国人約50人が暴れたのは24日午後5時30分ごろのことでした。
色が違うカードが出てくると、ポーカーをしていたある中国人が「ディーラーがいかさまをした」と抗議し始め、周辺にいた別の中国人たちまで加勢し、あっという間に修羅場になりました。
(目撃者)
「不正がありました。ポーカーのカードが変わったんです。カジノ側には早急に納得のいく説明をしてほしいです」
カジノからの通報を受け、警察官約90人が出動したため、騒ぎは終わりました。
(警察関係者)
「(中国人たちは)興奮状態だったようです。2人がこのようにそれぞれ別の警備員を殴って…」
警察は警備員に暴行を加えた中国人3人を営業妨害と特殊暴行などの容疑で逮捕し、拘束令状を請求しました。
カジノ側は「客室内の防犯カメラなどを基に、詳しい事件の経緯を把握しているところだ」と言っています。TV朝鮮、キム・テジュンがお伝えしました。
(2025年9月25日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
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