やっぱりiPhone 18 Proはソニー。カメラ全眼の正体が判明、分解にて
中国メーカーのスマートフォンといえば、どんな部品を採用していて、どこの会社のカメライメージセンサーを採用しているのか、積極的に自ら開示してアピールする傾向にありますが、その対極にあるのがApple。電池容量でさえろくに開示しないなど、秘密主義的傾向にあります。
一方で、Appleは近年「iPhoneは日本の部品を多く採用して貢献している」といった主旨のメッセージを発することもあります。
そこで気になるのが、iPhoneのカメラ。スマホ向けのカメラセンサーはソニー以外にもサムスンやOmniVisionが有名です。
今回、可変絞りを搭載するなど革新性をアピールしている最新のiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、背面3眼と前面の撮影用カメラの計4眼に、ソニー製イメージセンサーを採用していることが判明しました。
秘密を明らかにしたのは、分解です。中国のチャンネル「微机分WekiHome」が公開した分解動画で、各カメラのセンサー型番が赤裸々に明かされています。
それによると背面カメラには、広角に「IMX905」、超広角に「IMX972」、望遠に「IMX973」を採用。いずれもソニーのカメラ型番ですね。前面カメラもソニー製「IMX914」で、iPhone 17 Proシリーズから継続採用した正方形のセンサーとなっています。
iPhone 17 Proシリーズと比べると、広角のセンサーがIMX903からIMX905へ変わり、可変絞りも加わったのが唯一の変更点。
一方、超広角・望遠・前面のセンサー型番は共通です。WekiHomeは、背面カメラについて、可変絞りと広角のセンサー型番を除けば、センサーサイズなどの主要仕様は前世代から変わっていないと説明しています。
可変絞りの組み込み方にも触れており、機構はカメラモジュールの内部に収められていると説明しています。メインカメラはF1.48、F1.8、F2.8、F4.0の4段階に対応します。レンズの開口を変えることで、取り込む光の量やピントの合う範囲を調整できるのが特徴です。
近年のiPhone Proシリーズは、ソニー製センサーを採用しながら、カメラごとに段階的な更新を重ねてきました。TechInsightsの解析によると、広角はiPhone 14 Proシリーズで4800万画素のIMX803を採用し、iPhone 15 Proシリーズでも継続しています。iPhone 16 Proシリーズでは広角をIMX903に更新するとともに、超広角も4800万画素のIMX972に切り替えました。続くiPhone 17 Proシリーズでは望遠も4800万画素となり、前面には正方形のIMX914を採用しています。
なかなかAppleが開示しない情報だけあってありがたいですね。日本の部品を採用しているというAppleの説明が本当であることが伺えます。
では今後も同様にソニーのカメラセンサーになるかといえば、必ずしもそうとは限りません。以前、供給元を巡っては、Samsung製センサーの採用も噂されていました。
たとえばアナリストのMing-Chi Kuo氏は2024年7月、Samsungが早ければ2026年から、iPhone向けに1/2.6型の4800万画素超広角センサーを供給すると予測もしていました。
この予測は当たらなかったと思いたいところですが、実際には、後に予測を修正しており「大量出荷が2027年にずれ込む可能性が高く、中低価格帯のiPhoneの超広角カメラからサムスン製が採用される見込み」と予測を修正しています。来年のiPhoneはソニー製のカメラセンサーが減るのかもしれないですね。