畑岡奈紗が米ツアー5度目のホールインワン!「“いいね”って見ていた」自動車ゲット

◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 3日目(28日)◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6675yd(パー72)

35位から出た畑岡奈紗が後半15番(パー3/133yd)でホールインワンを達成した。米ツアーでは1試合で2度記録した2021年「ウォルマート NW アーカンソー選手権」(初日と2日目)以来5度目となる。

PWで放ったティショットがピン手前から転がってカップイン。「良いラインに飛んでくれて、あとはもう縦距離だけと思ったらキレイに入ってくれた。びっくりしました」とバンザイして飛び跳ね、満面の笑みで喜んだ。

会心の一打も飛び出したムービングデーは、2日目まで穏やかだった風が午前中から吹きつける難コンディション。「18番はティショットで左のバンカーを越えられなかった。昨日は2打目をSWで打ったけど、きょうは7番アイアン」。前日までの番手も、攻め方も大きく変わる一日だった。

エースを決めた15番で最初は50度のウェッジを握っていたが、先に打った同組のエイミー・ヤン(韓国)を見てクラブを替えた。「最初9番を持ち出したから『えっ』て。そんなに自分と番手も変わらないし、じゃあPWかなと」。コントロールショットは「いま課題にしている」だけに喜びが倍増した。

副賞として15番に展示されていたタイトルスポンサーの米自動車メーカー、フォードのSUV「ブロンコ」をゲットした。獲得できるのは決勝ラウンドで最初に達成した選手のみ。「きょう前半のどこかでエイミーと、『最近はホールインワンしても何かもらえることはなくなったね』みたいな話をたまたましていて。練習ラウンドの時から『この車いいね』って見ていたので、うれしいです」。ちなみに、過去4度エースを達成したボールは手元に残っていないという。今回は「(キャディの)グレッグからも言われてここにあります」と大事そうにズボンの右ポケットを触った。

1イーグル4バーディ、3ボギーの「69」で終えて通算10アンダー。前半の停滞もあって首位との9打差を詰められなかった。ショットに好感触を得られつつも、3m前後のパットが決め切れないのが悔しい。ボギーが先行した前半3番(パー3)のパーパットも沈めたい距離だった。「きのうから、指は使っていないけどエイムポイントで読むようにして。あまりにも(ラインが)読めなさすぎて足(の感覚)でも読むように。どこも真っ直ぐに見える」。曲がると読んだ時に限って真っすぐに転がるからややこしい。最終日こそグリーンを攻略してビッグスコアにつなげたい。(アリゾナ州フェニックス/石井操)

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