[アルビ試合後リポート]稲村のJ初ゴール、谷口の同点弾も勝利につながらず…選手・監督の声を紹介 第21節アウェー福岡戦

メインメニューをスキップする

 サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

6月21日第21節アウェー福岡戦後

[新潟2ー3福岡]先制も逆転許す…

監督会見のほか、DF稲村隼翔選手、FW谷口海斗選手、DF 橋本健人選手に話を聞きました!

◆「ミスが失点につながってしまった」樹森大介監督

(まずは総評を)

はい。本日もほんとにたくさんのサポーターが新潟から来てくれたんですけど、決して入り、いい形で点取って悪い流れじゃなかったかなと思ってたんですけど、ちょっとミスが多くて、そのミスが失点につながってしまったなっていうのが、やっぱり難しいゲームにしてしまった原因だと思います。

ある程度相手が前から来るっていうのを想定していましたし、それをしっかり外しながらっていうところを前提に戦おうっていう話をしてたんですけど、いい局面で言うと、当たり前ですけど、しっかり外してゴールというのはあるんですけど、やっぱそこがやっぱ失点、ミスにつながってしまったっていうところが今回の敗因だと思っています。

後半、相手がシステム変えてきたのもあるんですけど、その中でしっかり、崩しながらっていうところでゴールを目指したんですけど。はい、ちょっと難しい、相手の守備のパワーがあったなっていう難しいゲームになってしまいました。以上です。 (プレスが予想された中で、ゲームプランを途中で変えようと考えたのか、どんな風に進めようと考えたのか) 前半ですよね。特に変更は考えてないです。シンプルにミスが続いているだけだと思っていたので、自信を持ってやろうよっていう話をして、そっから1本、2本しっかり外した時からはいいリズムはできてたと思うので、はい。 (今回3失点ありましたけども、監督としてこの失点は特に防ぎたかったなって、そういった失点はありましたか) もちろん僕らのスタイルでミスっていうのは付きものなんですけど、やっぱそれが失点に直結しないようなリスク管理と、ミスした後の切り替えっていうところはまず徹底しないといけないのと、やっぱ3失点目のロングボールに対応っていうのは、いい準備してしっかり跳ね返せば問題ないと思ってるので、そこはもう1回しっかりやっていかないといけないなと思ってます。 (後半、選手を入れ替えて、もっとゴールに迫りたかったかなと思うが、なかなかそこで出力が上がらなかったというか、パワーがちょと出し切れなかったという感じがした) そうですね。決して後半は悪い流れじゃなかったと思ったので、極力出てる選手、終盤足が止まってきた流れの中で、交代選手がパワーを持ってやってくれるという思いで。なんで、そこのところは決していい方にはいかなかったな、っていうのがあるので、そこはやっぱチーム全体でやっぱもっとうまくやっていかないといけないところだなと、思います。

◆「勝ちきった選手たちをたたえたい」金明輝監督

(総評をお願いします)

疲れました。もうそれだけですね。たくさんのサポーターに、今日は駆けつけていただき、暑い中でね、4時のゲームというところで、当然、相手の新潟さんの応援団も含めて、良い雰囲気を作ってくれて、良いプレーがたくさん出たなと。

ただ、相手に対してね、最初失点すると思ったし、難しいゲームになるんじゃないかなとは思いましたが、前半で逆転して、やっぱりゲームの運び方、我々らしくない失点の仕方、そういったところは修正すべきポイントではありますが、そこはしっかりとコントロールしながら、決定機は当然、少し危ないところもありましたが、よりね、攻撃で仕留められるような、行くとこは行くし、持つところは持つ、そういうメリハリができるような試合展開にできれば、より上にいけたかなと思います。まあまあ、これはこれで勝ち切ってくれる選手たちをたたえたいと思います。

(失点もあり、課題もあったかと思うが、アビスパはこういうサッカーするということを今日の試合で見せられたと思う)

そうですね。やっぱリードしてるチームのね、やっぱちょっとこう、押し込まれた展開っていうのは往々にしてあるんで。なんでやっぱりこう一概にね、この押し込まれたどうこうっていうのはあまりね、こう意味をなさなくて、やっぱり我々がしっかりと勝ち切ったというところは、先ほど言ったような部分だと思います。

ただ、さっきも言ったように、やっぱりもっとうまく運べるような、リードした時点で、逃げ切りに変えた時点で、もう少しね、追加点を取っていくっていうのがやっぱり理想だと思いますので、そういう運びをまたできるように、また準備したいと思います。

(前嶋(洋太)選手が後半から出たとき、立ち位置を少し変えて、システムをちょっと変えたような感じがしたが、その辺はどんな狙いがあったか)

前半ね、仕掛けられて、警戒はしてましたが。前嶋選手の難しいタスクがありつつも、しっかりと。あそこ、もう一気に流れ変わりましたよね。うん、やっぱポイントだったなと思います。選手がしっかり応えてくれました。

(あまり望んでいない展開だったかもしれないが、得点が今季最多の3得点という意味では、今までの課題を払拭するようないい打ち合いになったのかなと思う。その辺りは?)

見てる人はね、スリリングで、エキサイティングだと思いますが、我々としてはね。でもやっぱり点を取るクオリティーがね、やっぱこう、全体の関わり、全体の距離感、チャンスはありますし、碓井(聖生)はね、決定力を売りにして、我々のところに来たので、1発出すってのはすごい持ってるというか。思い切って起用してよかったなというところと、そこは自分の采配をたたえたいと同時に感謝してます(笑)。

(得点が取れない時はなかなか距離感が悪くという中で、今日は3得点ともゴール前に入る人数が多く、前の3人を含めて距離感がすごく良かったのかなと思う。得点力、決定力不足を改善する上では大きなポイントだった?)

ただ、個人的にはもっとキーパーのスキル、両チームですね。なんか、う~んっていうところは、僕自身ちょっと試合中も思っていました。打ったら入るんじゃないかって。

とはいえ、やっぱり打つことで、そういうのも起きますし。やっぱり自チームとしては、小畑(裕馬)に関しては、やっぱり正面という部分では、止めてほしいなというところは当然ありましたし、彼にも伝えました。そういったとこはありつつも、得点を3点取れたっていうことはよかったんじゃないかと思います。

(碓井選手の今日の活躍に対する評価と、加入してからチームにいい影響が出ている部分があれば教えてほしい)

合流してから、なかなかゲームに出れなかった。練習もあまりできなかったんです。調整ばっかりで。なんで合わす期間がないという中で前回の岡山戦になりました。

そういった意味では、今週しっかり準備できて、彼の良さをみんなが把握して、まだまだね、相互の理解は深めてていけると思います。

(北島(祐二)選手のところはすごく大きかったなと思う。今季に入ってから変わったな、成長したなと思えるようなもの、もしくは変わらずこれだけいいものを出しているなと思えるものがあったら教えてほしい)

祐二に関しては、僕はもう中学校から相手チームとしてずっと見ていますので。できることは分かっていました。やっぱり僕がここのチームに来て、必ずチームで、うまく機能させられると思っていました。

ただ、ここまでね、プレッシャーがある中でも、しっかり落ち着いてね、味方に届けたり、守備でも90分奔走してくれたり、そういった部分ではすごくね、想像以上のプレーだなと思います。当然それに触発されてね、同じポジションの選手たちが、頑張ってくれる意味で、やっぱり競争ですね。やっぱり良い競争をして、当然勝った中でね、スタメンを変えるっていう難しさもありますが、僕がね、そこをしっかり見極めて、選手たちに発信することで、より競争が激化して、よりいい状態が生まれればいいなと思っています。

ミックスゾーン

※各社一緒に話を聞いた選手もいます。

◆「ブロックには行けた。紙一重だった」DF稲村隼翔

(ゴールシーンを振り返って) そうですね。デザインしたもの、用意してきたものをやった上で、ちょっとエラー起きましたけど、うまく(宮本)英治くんが落としてくれて、そっから狙い通り決められたと思います。入るところはある程度デザイン決めたもので、そっからボール次第でちょっと大きく変えてって感じでした。

(完全フリーで蹴ることができた)

はい、もう狙ったところに蹴れたんで良かったです。 (チームの課題として、コーナーキックからなかなか点が入らなかった)

そうですね。自分自身も得点取れるセンターバックになりたいと思ってたんで、ようやくゴールという形で残せましたし、チームとしてもなかなか取れてなかったんで、これからセットプレーは武器にしたいなという風に思います。

(先制はしたが、立て続けに自陣でボールを奪われて2失点。課題は)

このサッカーしていると、ああいう失点は起きてしまうことではありますけど。ただ今日は特別...

この記事をSNSで伝える: Facebookでシェアする Xでポストする
関連するキーワードの記事を見る: スポーツ Jアルビ

関連記事: