木村拓哉、二宮和也の「ジャニー氏に苦言」物議のウラでまたしても評価急上昇…「KY投稿」大炎上から“イメージ回復”したワケ(SmartFLASH)|dメニューニュース

 6月17日、「嵐」の二宮和也が自身初の著書『独断と偏見』(集英社)を発売したが、故・ジャニー喜多川氏への発言が物議を醸している。一方で、木村拓哉はかつての炎上騒動からイメージを回復させつつあるようだ。

 発端となったのは、6月10日におこなわれた、著書に関するメディア向けの合同取材会での二宮の発言だ。

「複数のメディアが報じた内容によれば、二宮さんは『いま、いちばん会ってみたい人は?』という質問に対し、旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー氏の名前をあげました。2023年に発覚した性加害問題に関して、『謝ってもらいたい。あの人が迷惑をかけずに生活していれば、所属していた事務所はなくならなかった』など、一連の問題に苦言を呈すような発言をしたと伝えられています。

 ただ、二宮さんは2023年10月に事務所の問題を受けてすぐに独立し、自分だけ真っ先に安全な場所に“避難”したにもかかわらず、今になってジャニー氏の件を蒸し返すような発言をしたことで批判を集めてしまったのです」(芸能記者)

 二宮の“創業者批判”が波紋を呼ぶなか、Xでは意外な反応が広がっている。

《キムタクが残って下さってる事が、今の事務所のタレント達にとっては、救いですよね》

《自分のためだけなら辞めたほうが良かった、でも繋がりあるのが事務所の良さだしファンの皆さんもそこを愛してくれてる的なこと語ってたキムタクとえらい違う人がいるね》

《一番カッコいいのは中堅以上がどんどん辞めようが事務所が変わろうがスターとして君臨し続け後輩たちにその背中を見せてくれてるキムタクだけどな》

 など、木村を評価する声があがっているのだ。

「事務所の問題発覚以降、二宮さんも含めてベテランや中堅の旧ジャニーズタレントが続々と退所しました。その点、木村さんは2024年4月からSTARTO ENTERTAINMENTが始動した後も事務所に残り、ソロアーティスト、俳優として活動しています。その姿が支持されているのかもしれません。さらに木村さんは、中居正広さんの女性トラブル発覚後、目立ったスキャンダルがないことでも株を上げました」(前出・芸能記者)

 ただ、かつて木村もジャニー氏をめぐって、批判を集めたことがあった。

「2023年9月に旧ジャニーズ事務所が記者会見を開き、ジャニー氏の性加害を認めて謝罪しました。会見当日の夜、木村さんは自身のInstagramで、“ドヤ顔”の自撮り写真に《show must go on!》と投稿したのです。この言葉はジャニー氏が所属タレントに伝えてきたモットーとされるため、被害者への配慮が感じられない“KY投稿”と受け取られ、SNSで厳しい声があがりました」(前出・芸能記者)

 SNSでの批判的な反応を受けてか、木村は問題となった投稿を削除することになった。そんなトラブルから約2年経ち、現在の木村はかつての好感度を取り戻したと言えるだろう。その成功の理由は何なのか。

「後輩に対する姿勢も理由のひとつかもしれません。2024年12月にSnow Manの冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)に木村さんがゲスト出演したときのことです。ラウールさんから事務所を離れなかった理由を聞かれ、木村さんは『自分だけでできてる仕事じゃない。ファンの方がいてくれて、俺ら初めて成立しているじゃん』と、自分単位で考えていないことを明かしたのです。

 また、2025年2月にNetflixで配信されたtimeleszのオーディション『timelesz project-AUDITION-』では、候補生に対して『今のこの状態の自分たちのプロダクションに対するいろんな偏見とかあると思うけど、そこによく来て、意識をむけてくれた』と、感謝の思いを述べていました。近藤真彦さんや東山紀之さんに代わって、事務所の“長男”として後輩を導く様子がファンからも好意的に受け取られたのだと思われます」(前出・芸能記者)

 炎上後の“イメージ戦略”に関して、二宮も先輩にアドバイスを受けてみては?

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