スゴいのは分かった、でも1000ドル超えの価値はある? Garmin「Fenix 9 Pro Solar」本音レビュー

Fenix 9 ProのAMOLEDモデルは最大3,000ニトという圧巻の明るさを誇り、前世代Fenix 8の1,000ニトから3倍向上しています。 また、51mmのProモデルではディスプレイサイズが従来の1.4インチから1.5インチへと大型化しました。 一方、私がテストしたソーラーモデルは、太陽光で充電するために異なるパネル技術を使用しています。そのため、明るい屋外ではAMOLEDモデルほどくっきり見えず、色合いも少し落ち着いたトーンになります。 これはバッテリー持続時間を最大化するために必要な要件だったのでしょう。標準のFenix 9と同じ鮮やかさを期待して購入するとギャップを感じてしまうため、あらかじめこの特性を理解しておくことが大切です。

Fenix 9 Pro Solarを使っていて最も感動したのが、マッピング機能です。Garminは元々アウトドア向け地図機能で業界のトップを走っていましたが、今作でそのリードをさらに広げた印象を受けます。 ベンドでの16マイルのルート案内では、曲がり角を教えるターンバイターンナビゲーションが非常に頼もしく、チラッと目をやるだけで迷わず歩き続けることができました。地図の操作感も格段に滑らかになっています。 RAM(メモリ)容量が50%増量されたことで、地図のパン(スクロール)速度が最大30%高速化されました。 従来の時計で感じがちだった、画面の動きがワンテンポ遅れて追いかけてくるようなストレスがほとんどありません。 また、内蔵ストレージが64GBに増えたことで、前作Fenix 8の約2倍のオフラインマップを保存できるようになりました。 遠出する前に山脈まるごと一つのマップを事前ダウンロードしておきたいタイプの人には、非常に嬉しい進化です。


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そして、他のモデルではなくこの時計を選ぶ理由になるのがソーラー充電です。晴れた日に毎日3時間ほど屋外で過ごすと仮定した場合、スマートウォッチモードで最大34日間もバッテリーが持つとGarminは公表しています。 数日間に及ぶトレッキングや旅行において、このスタミナは絶大な安心感につながります。 通常の充電スピードも非常に優秀で、バッテリーが切れた状態から1時間未満でフル充電が完了しました。出かける直前の僅かな時間でさっと給電できるのはとても実用的です。

Fenix 9 Proは、Fenixシリーズとして初めてフルチタンケースを採用しました。 トレイルの上ではズッシリとした堅牢さと高級感があって非常に頼もしいものの、日常使いにおいてはForerunnerのような軽量モデルと比べると明らかに重みを感じます。 Garminは従来モデルよりケース厚を16%薄くしたと発表していますが、普段から軽い時計を着けている筆者よりも、長年のFenixユーザーの方がその恩恵を実感しやすいかもしれません。 そして、Proモデルで暗視を保つグリーンライトモードが追加された内蔵LED懐中電灯ですが、これは夜間の本格的なランニングやハイクでヘッドランプの代わりになるものではありません。 しかし、「暗闇で光が必要けれど、自分や同室の人の顔にスマホ画面の眩しい光を浴びせたくない」という誰もが遭遇するシチュエーションにおいて、驚くほど役に立ちます。自分でも呆れるくらい日常生活で頻繁に使っていることに気づかされました。 ちなみに、本機は水深40m(131.2フィート)までのダイビング認証を受けていますが、筆者が試せたのはホテルのプールの水深5フィート(約1.5m)程度でした。それでもスイムトラッキングは直感的かつ正確で、新しいラップに入ったことをしっかりと検知してくれました。 心拍数やGPSといった基本センサーの精度については、期待通りの高水準です。過酷な環境でもブレることなく、いつもの信頼性の高いデータを計測してくれました。

ライフハッカー・ジャパン
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