斬新「観音開きスライドドア」ミニバンに注目! “ガバッと”開く「量産初の凄いドア」&「めちゃ広ッ」車内空間! “2年以内に日本上陸予定”のジーカーが展開する「MIX」中国モデルとは?

2年以内に日本市場への上陸を予定していることで話題となっている「Zeekr(ジーカー)」は、2024年10月に画期的なスライドドアを採用したミニバンを発表しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

量産車初の「画期的スライドドア」が目を惹くミニバン

 中国の吉利汽車が展開するプレミアムEVブランド「Zeekr(ジーカー)」が、2年以内に日本市場への上陸を予定していることが話題となっています。

 そんなジーカーは、2024年10月に画期的なスライドドアを採用したミニバンを発表しています。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

量産車初となるダブルスライドドアを採用した「画期的ミニバン」とは?

 そのモデルとは「MIX」です。

 ジーカーMIXは、吉利汽車のEV専用プラットフォーム「SEA-Mアーキテクチャ」を採用した初のファミリーカーで、ジーカーのなかではミニバンのエントリーモデルとして位置づけられています。

 ボディサイズは全長4668mm×全幅1995mm×全高1775mm、ホイールベース3008mmで、広い室内空間を実現。

 長いホイールベースと幅広のボディにより、室内使用率は93%と業界トップクラスです。

 前輪が50度以上回転し、最小回転半径4.95mと、都市部でも取り回しが容易です。

 外観は、カプセル型の滑らかなデザインが特徴で、一文字型のデイライトとテールライトが先進性を強調。

「インテリジェントなリビングルーム」をコンセプトに、移動自体を楽しむ設計が施されています。

 特に注目すべきは、量産車初の「ダブルスライドドア」です。

 フロントとリアの両ドアがスライドし、観音開きのようにそれぞれが前後にスライドして開くこの設計は、乗降口幅1.48mを確保。

 床面高は390mmと低く、子供や高齢者も楽に乗降できます。

 車内は2列シートで5人乗り。

 前席は270度回転可能で、シートアレンジは9パターンあり、ベッドやラウンジ空間、ヨガスペースなど多様な使い方が可能です。

 可動式センタートンネルにはテーブルや冷蔵庫が内蔵され、快適性を向上。

 インテリアには大型フローティングスクリーンやAR対応ヘッドアップディスプレイ、AI音声操作機能を搭載し、情報把握や操作が直感的です。

 安全面では、ライダー、高解像度カメラ、ミリ波レーダーを組み合わせた先進運転支援システム(ADAS)を備え、高速道路や市街地での自動運転・安全運転をサポート。

 家族を乗せる車として信頼性の高い技術を提供します。

 パワートレインは、リアの電気モーターで最高出力310kW(415馬力)、最大トルク440Nmを発揮。

 バッテリーは76kWh(航続距離550km)または102kWh(702km、CLTC方式)の2種類で、5.5Cの超高速充電技術により、10%から80%まで10分30秒で充電可能です。

 これにより、忙しい日常でも効率的に充電できます。

 価格は中国市場で27万9900人民元(約559万円)からと、プレミアムな装備を考慮するとコストパフォーマンスに優れています。

※ ※ ※

 ジーカーMIXは、デザイン、実用性、環境性能を融合し、家族での移動を快適で楽しいものにするミニバンです。

 現時点では、ジーカーが日本にどの車種を導入するかは明らかにされていませんが、もしMIXが日本市場に上陸すれば、EVミニバン市場における新たな選択肢となり、デザインと機能性を重視するユーザーに強く訴求するでしょう。

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