「じつはオオタニに電撃トレードの可能性があった」“消えた”レイズ大谷翔平…“暗黒期”エンゼルスが失敗した再建プラン「球団オーナーのNOで破談になった」(Number Web)
しかし、そんな現実は起きなかった。 モレノはNOと言い、球団はプレーオフ進出に向けて補強に動いたがこれが裏目に出た。上位チームには勝てず、どんどん引き離されていく。 大谷は塩漬け状態になり、さらに悪いことには8月23日に右肘側副靭帯を断裂し、投手としてのシーズンを終えた。さらに9月4日には腹斜筋の肉離れで、戦線から離脱。エンゼルスがプレーオフ進出争いから完全に脱落したこともあり、9月19日には2度目となるトミー・ジョン手術を受けている。 レイズに移籍していた場合、同様の故障が大谷に起きたかどうか、あるいは起きなかったのか、定かではない。 起きていたとしたら、エンゼルスとしては故障した大谷を出して、カミネロを獲得した見事なトレードだった、という評価を得ることになっただろう。そしてエンゼルスの将来も変わっていたかもしれない。 一方、レイズに移籍して大谷が健康でシーズンを終えていたとしたら……歴史がかわっていた可能性も否定できない。レイズは99勝63敗でレギュラーシーズンを終えたが、ワイルドカードでテキサス・レンジャーズに連敗し(0対4、1対7といいところナシ)、失意のうちにシーズンを終えている。 ワイルドカードは2戦先勝方式だから、第1戦の流れによって展開は大きく変わる。「たられば」だが、大谷が打者として好調だったら、シリーズの結果は変わっていたかもしれず、だとしたら、レンジャーズがワールドシリーズで優勝していたかどうかも分からない。 あれやこれや考え始めるとキリがないのだが、だからこそ、7月末のトレード期限における「人事」はペナントレースだけでなく、球団の将来にとって重要なのだ。
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