「GR86×オフロードという禁断の組み合わせ」クールが本気で作った“走れるアゲ系”に大注目!【東京オートサロン2026】
道なき道を駆け抜けるオフロードスポーツの新境地を目指し、東京オートサロン2026でのお披露目に向けて開発が進められているアゲ系エアロ『OUTROAD(アウトロード)』。
モデリング段階のスクープショットを皮切りに、WEB OPTIONではその開発状況を追ってきたが、12月中旬にクールジャパン本社ファクトリーを訪れると、3インチアップにオールテレーンタイヤ、さらにオフロード感を際立たせるオリジナルカラー『ミリタリーマッド』でラッピングを施したアウトロードGR86が完成していた。
「予定しているバンパーガードやウインドウルーバーはまだ装着されていませんが、東京オートサロンではアウトロードのコンセプトに掲げた『道なき道を、疾走れ』を体現するGR86の勇姿をお届けしたいと考えています。近日中にはダートコースでのシェイクダウンも予定しています」と語るのは、クールジャパン代表の片岡氏だ。
そのためデモカーには、ダート攻略をテーマとした各部のチューニングが施されている。FA24エンジンにはトラスト製ターボキットを装着し、足回りにはハイドロリフターと組み合わせた、リフトアップ専用設計のオリジナル車高調『レーシングダンパー』を投入。さらに、シェイクダウン前にはロールケージやブレーキキットの装着も予定されているという。
オリジナル車高調『レーシングダンパー』は、ロングブラケットと専用スプリング(フロント:4kg/mm、リヤ:3.8kg/mm)を採用したリフトアップ仕様。36段階の減衰力調整機構や全長調整式構造は、標準モデルと同様のスペックを誇る。
ポンプ類をオールインワンユニット化し、取り付けの容易さも考慮したハイドロリフターを組み込むことで、3インチアップをベースに、フロントは20mm、リヤは30mmの車高アップをスイッチ操作で実現。標準のレーシングダンパーより高いスプリングレートを選択すれば、さらなるリフトアップも可能となる。
また、オリジナルブレーキキット『レーシングブレーキシステム』も新たにリリース。キャリパーカラーはレギュラー6色に加え、オプションカラー6色を設定し、制動力の向上だけでなくドレスアップ要素も意識した構成となっている。電動パーキングブレーキ対応モデルも用意され、GR86アウトロードにはフロント6ポット+330mmローター、リヤ4ポット+330mmローターが装着される予定だ。
ホイールはZN8ナローボディ向けに設定された18インチ8.5J+30のヴェルズフォージド・ネクサスNEX02を装着し、オーバーフェンダー分として15mmスペーサーを追加。ステアリング操作時の干渉を防ぐため、タイヤは225/50R18サイズのジオランダーA/Tを組み合わせている。なお、東京オートサロン会場ではオリジナルブレーキをアピールするため、19インチの8スポークホイールを装着する予定だ。
スポーツカーに加え、ミニバンやSUVまで多彩な車種が並ぶクールジャパンブースだが、そのうち9台がスポーツカーとなる予定。FL5シビックタイプR向けには、スタイリングに躍動感を与えるクルーズエアロを発表予定だ。設備導入の関係で間に合うかは未定だが、クールジャパン初となるドライカーボン製で登場する可能性も高い。
GRヤリスには、大型ウイングでホットハッチらしさを強調したワイドボディのスペックDが登場予定。ブリスターフェンダー上部に設けられたダクトなど、見どころの多い一台となっている。
さらに、GRヤリス後期型用クルーズエアロも完成。両サイドに張り出していたフロント周りをアンダースポイラーで直線的にまとめるなど、クルーズらしいシンプルで洗練されたデザインが追求されている。
GR86アウトロードのフロントフェイスに、ワイドフェンダーやサイドステップを組み合わせたボリューム感あるスペックD仕様もスタンバイ。どのようなスタイリングに仕上がるのか、期待が高まる。
R35GT-Rユーザーから注目を集めるのが、最終型をリスペクトしたMY24エディションのエクステリアパーツ。精度が非常に高く、塗装済みモデルを選べばDIYでの装着も容易だ。ボトム部の立体的な造形にも注目したい。
RZ34フェアレディZには、フルバンパーと9mmワイドフェンダーを組み合わせた『34ZR-GT』を投入。フロントの面構成や、リヤへと鋭く引き延ばされたプレスラインが、スタイリングに重厚感を与えている。
王道スポーツからミニバン、SUVまでを網羅する多彩なラインナップで、クルマの楽しみ方を全方位から提示するクールジャパン。その“今”を体感できる答え合わせは、幕張メッセの会場でぜひ確認してほしい。
●取材協力:クールジャパン
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