角田裕毅、W入賞で信頼獲得!マルコが確信「フェルスタッペンに最も近い」
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記事要約
・マルコはローソン降格の決断について「後悔はない」と明言
・角田が昇格後4戦を戦い「今季残り全戦も起用」と断言
・ローソンについては「重圧に耐えられなかった」と厳しい評価
■マルコ、ローソン降格に悔いなし「レッドブルでの重圧に耐えられなかった」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、リアム・ローソンをシーズン開幕からわずか2戦で降格させた決断について「後悔はない」と明言した。
ローソンに代わって昇格した角田裕毅は、現在マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして4戦を戦っており、マルコは「今季残り全戦で角田がシートを維持する」と断言している。
「そうだ」と82歳のマルコはドイツ紙『ビルト』の取材に対し、角田起用が正しかったか問われて即答した。
現在までの角田の獲得ポイントが片手で数えられる程度であることを指摘されても、マルコは次のように続けた。
「それでも彼はローソンよりもマックスに近い位置にいる。レッドブルでの2戦目にはポイントを獲得した。それは見事なパフォーマンスであり、我々の決断が正しかった証拠だ。最後に2台揃ってポイントを獲ったのはいつだったか、覚えていないよ」
一方、ニュージーランド出身の23歳ローソンは、レッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズに降格されたが、2025年シーズンここまで、いずれのチームでもポイントを獲得できていない。
それでも、「たった2戦での判断は非情すぎるのでは」との声も一部にはある。
だがマルコは、「ローソンはレッドブルでの重圧に耐えられなかった」と断じる。
「だから他の誰かにコックピットを任せるという判断は正しかった。我々は自分たちのやっていることを分かっている。ローソンを見捨てたわけではない。彼は今もF1という世界に20しかないシートのひとつでレースをしているのだからね」
「彼は今いる場所でも好意的に受け入れられているし、再び良いパフォーマンスを見せ始めている」と付け加えた。
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