ちょっと気になる(栗東)
こんにちは、山本です。今日は久々にやって来ました、中京競馬場からのパッチパチ。今回は暑熱対策の特別スケジュールですが、当ブログは「なるはや」で更新がモットー。終わりまで待ってられません。ということで早速、パッチパチといきましょう。
さて、今日も先週の大分「プチ里帰り」の話から。温泉で名前を知っているであろう別府市には夏、火の海祭りというイベントがあります。今回は恐らく、高校卒業時以来、30年ぶりぐらいに別府市に行ってました。まぁ、知り合いに誘われたからですが、場所などを含め、30年たっても変わらない風景は懐かしくもあり、ホッとします。
で、日曜日に花火大会を見たんですよ。あまり、人込みが好きではないワタクシが至近距離で花火を見るのは久しぶりのこと。その知り合いの方が芝生席を取ってくれていた&敷物を準備してくれていたからスムーズだったけど、至近距離で見る花火はやっぱりいい! いやね、一部報道で各地の花火の指定席価格が高騰していることが報じられていましたが、この芝生席、決してスペースも詰め込んだ感じじゃないのに一人1000円なんですよ。個人的な意見としては、1000円であれだけ花火を楽しめるなら大歓迎です。今回は持っていかなかったけど、お酒でも少し持っていけば、蒸し暑くはあるけど、夕方から花火が始まるまで、のんびり楽しめる。夏って花火ええやん、と今さらながら改めて感じた今年です。
ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。
明日のPOGは関西にはあまり関係ないけど、新潟4Rのプロメサアルムンドが断然の注目株でしょうね。個人的には兄のアロンズロッドに比べ、実に名前が覚えづらい! まっ、それはどうでもいいとして、「アーモンドアイが人気になるんだろうから、うちは気楽にいきますよ」と笑みを浮かべるのが松永幹調教師。このレースにバドリナート(牡、父コントレイル、母モヒニ)を送り出します。よくよく考えれば、アーモンドアイと初期の好敵手は松永幹厩舎のラッキーライラックでしたよね。
それはさて置き、バドリナートです。松永幹調教師は「先週のCWでの動きが良かった。徐々に良くなっているね。今週の坂路は普通だったけど、大型馬で小脚を使えないから、コースの方がいいかも。もう少し前向きさも欲しい感じなので、外回りもいいのでは。どこまでやれるかな」と冷静に分析しつつも、いい感触は持っているように感じましたよ。
続いては中京2R。松下厩舎のケンタッキーホーム(牡、父ゴールドドリーム、母フォンタネットポー)が登場します。こちらは調教の動きから、トレーナーの期待が非常に高かった馬。「オンとオフがはっきりしていて、加速する時はいい感じでハミを取る。もともと、いい馬でしたけど、本当に動けていますよ」と口にします。この馬名を聞くと、ケンタッキーダービーの前に歌う「マイオールドケンタッキーホーム」を思い浮かべるのですが、トレーナーも笑顔で「歌を覚えとかなあかんのかな」と冗談が出るほど。それほどの手応えと言えるでしょうか。
そうそう、松下厩舎でいえば2冠牝馬、チェルヴィニアの弟になるチェルヴァーラ(牡、父エピファネイア)が31日の中京芝2000での復帰を視野に入れているようです。「ビュッと切れる脚を使える血統ではないし、強気に外を回ってもよかったかもしれませんね。それでも、力は見せたと思いますから」とトレーナーは分析。悲観している様子はなく、しっかりと2戦目で決めるつもりです。
続く中京3Rでは斉藤崇厩舎からエルナト(牡、父レイデオロ、母エルノルテ)が出走します。こちらは今年のニュージーランドTを制したイミグラントソングの弟ですね。こちらはゲートから、そのまま在厩調整をしているんですが、斉藤崇調教師には少し物足りなさがある様子。「一番最初の追い切りは悪くなかったのですが、先週が物足りなくて。体力面ですかね。もっと動けると思うんですが、現状でどこまでやれるかです」と冷静に分析していました。距離適性などを含め、色々な面を見てみたい一戦のようです。
斉藤崇厩舎は来週の中京芝2000メートルにカラペルソナ(牝、父エピファネイア、母カリーナミア)が団野Jでスタンバイ。この馬、取材の感触いいです。さすがにアランカールほどとは言いませんが、確かな手応えが伝わってきます。「いいですよ。まだ分かっていない面があって、動き出しは遅いですが、伸びてからがいい。距離もこれぐらいでいいでしょう。持っているモノはいいと思います」とのこと。エピファ産駒ですから、現状の動き出しが遅いと感じるぐらいで、まずはいいんじゃないかなと個人的には思っています。いずれにせよ、ちょっと気になる存在です。
最後にPOG情報でちょっと気になる存在。来週の新潟1800メートルを予定する杉山晴厩舎のギャラボーグ(牝、父ロードカナロア、母レキシールー)です。鞍上は川田J。この馬、ホントに動いています。「しっかりと動けているし、だいぶん仕上がっています。フットワークや体全体が柔らかくて、気性もそんなに問題ない。面白いと思います」と山本助手。確かに杉山晴調教師も「柔らかさ」は感じていたんですよね。ダノンスコーピオンの全弟になりますが、距離もこなしそうな雰囲気ですね。
ということで、ネット限定の「厳選馬」は中京2Rの1ケンタッキーホームを。ケンタッキーダービーにつながるような走りを期待しましょう。続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
札幌2R・13レディゴディヴァ(2走前が不利の連続。前回は少し位置が後ろだったか。スムーズに前を取れれば)
中京5R・14ティプタラ(友道調教師が幼い面を指摘しながら、少し前から笑顔で「うちの秘密兵器」と口にしていた馬。1週前に騎乗した和田竜Jも好感触)
中京6R・2アッチャゴーラ(左回りの7ハロン戦はベストの条件。最近も強い相手と走っている)
札幌11R・14フィールシンパシー(小回りでこその馬。正直、大外枠は痛いが、その内2頭が位置を取りに行く流れに乗れないか)
今日はここまで、また次回です。ではでは