親指側にボタンが12個も! 「Stream Deck」搭載のやりすぎマウス

Image: CORSAIR

マウスがStream Deckになるって!?

マウスは左右ボタン+スクロールホイールが定番の配置ですが、親指あたりに進む/戻るの2ボタンがあると親切ですよね。しかしコピー&ペーストや保存、やり直しなど複数キー同時押しのショートカットもマウスで行なえると超便利。ゲームをせずとも、ゲーミングマウスを設定すれば作業効率がグンと加速します。

使いやすさを考えた16ボタン

CORSAIR(コルセア)の「SCIMITAR ELITE WIRELESS」は、全16ボタンがカスタム可能という壮大なゲーミングマウス。

親指側には12個のボタンが配置され、前後にスライドしてユーザーの手に馴染むギミックがナイス。1列置きに触感の異なるテクスチャーが並び、「5」は縦長の突起もあるのでノールックで使うのに重宝します。

Video: CORSAIR/YouTube

「Stream Deck」入ってる

またElgatoの起動アプリ「Virtual Stream Deck(VSD)」が統合され、ゲーム配信もマウス操作で行なえるのが秀逸。ゲームやソフトごとにボタン設定を変えられ、事務仕事もクリエイティブ系もいろんなソフトに対応できて最強です。VSDは本来、「Stream Deck」本体が必要なのですが、マウスに内蔵されているのは超お得です。

Video: Elgato/YouTube

細かな設定がありすぎて、最初は圧倒されちゃいますよね。だけど慣れたら「これナシじゃもうムリ」ってなると思います。

寝ずにプレイしても充電切れナシ

2.4GHz無線と極彩色に光るRGBをオフにすると150時間使えるタフさで、無線をBluetoothにすると500時間使える超長寿命。なのに90分でフル充電する高速チャージは助かります。本来はMMO(多人数同時参加型RPG)ゲーム向けにデザインされていますが、寝る間を惜しんでゲームをしても、最後まで付き合ってくれる頼もしい存在です。

Image: CORSAIR

慣れたら最強のパートナー

多ボタンマウスは初見で「使いこなすのムリじゃね?」って思うんですけど、ボタン全部を使わなくても大丈夫。指が慣れたらひとつずつ増やしても良いので、自分流に育てていきましょう。

以前にもお話したのですが、筆者はサイドキー10個のヤリ過ぎ感満点ゲーミングマウスを使って執筆とデザインに活かしています。でも押し間違いしそうなボタンや届きにくい位置のボタンは、いまだ未設定のまま。それでも全然いーんです。別のショートカットを設定した左手デバイスで補っているのでね。効率化のために「使えるトコだけ使う」、それで充分です。

Source: YouTube (1, 2), CORSAIR, Elgato

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