【日本ハム】ミラクル7点差大逆転!延長10回田宮がサヨナラ弾 9回2死から中島が四球、レイエス同点打 8回には4得点など終盤爆発

■プロ野球 交流戦 日本ハム 8×-7 広島 延長10回(15日 エスコンF) 日本ハムは今季5度目のサヨナラ勝ちで広島に逆転勝利。2連勝で今季最多タイの貯金11となった。5-7で迎えた9回裏、広島4番手・ハーンに対し2死無走者から、中島が9球粘り四球、清宮が右前安打で一、三塁の好機。代走・矢澤が二盗を決め二、三塁でレイエスが中前2点適時打を放ち7-7の同点に。さらに延長10回裏に、5番手・栗林から先頭の田宮が右翼席へ2号、自身初のサヨナラ本塁打を放ち試合を決めた。 試合は先発の金村が初回に水谷のファンブルもあり先制点を許すと、6回には広島の中軸につかまり途中降板。代わった堀、齋藤も快打を連発されこの回6失点で0-7。打線は直後の6回裏に水谷が3号ソロを放つと、8回には先頭からの3連打で無死満塁とし、レイエス、野村の連続犠飛や宮崎の適時二塁打などで4点を奪い2点差に詰め寄っていた。 スタメンは万波がベンチスタートで、1番レフト・水谷、2番センター・五十幡、3番サード・清宮幸、4番DH・レイエス、5番ファースト・野村、6番キャッチャー・郡司、7番ライト・宮崎、8番セカンド・奈良間、9番ショート・山縣のオーダーを組んだ。 先発の金村は中6日で今季9度目の登板、4勝2敗、3完封(4完投)、防御率2.17。前回8日・DeNA戦は6回3失点で勝ち負けつかず。 立ち上がりは、1死から2番・田中に死球を出すと、ファビアンに左中間へ運ばれ、水谷がファンブルする間に生還を許し0-1。さらに2死から小園に内野安打、坂倉に9球粘られ四球を出し満塁に。それでも末包を三ゴロに打ち取り最少失点で切り抜ける。 打線は相手先発左腕・森翔平に対し、2回に先頭のレイエスが左前安打を放つも、野村が右飛、郡司が遊飛、宮崎が三ゴロに倒れる。 さらに3回は三者凡退に終わると、4回も五十幡が遊飛、清宮が二ゴロで2死。レイエスは2打席連続となる右前安打を放つも野村が遊ゴロに倒れる。 金村は2回は8番・矢野、9番・石原から連続三振を奪い三者凡退に抑えると、3回も2番からの中軸を三者凡退。 4回は先頭の小園に中前安打を浴びるも、坂倉を二飛、末包を左飛、矢野を二ゴロに打ち取り追加点は許さず。5回は9番・石原から空振り三振を奪い三者凡退と2回以降はスコアボードに0を並べる。 しかし打線が5回に先頭の郡司が四球で出塁するも、後続が凡退し好機を広げられず。直後の6回に、金村は先頭のファビアンにレフトへの二塁打を浴びると、モンテロにもレフトへの適時二塁打を打たれ0-2。さらに小園にも中前安打を浴び、無死一、三塁になったところで、2番手・堀に交代。 だが堀も6番・坂倉に右中間を破る2点適時二塁打を浴び0-4、7番・末包にはレフト左への適時二塁打、矢野は犠打で1死三塁となり、石原の打球は山縣の脇を抜ける左前適時打で0-6。ここで3番手で齋藤が登板も、大盛に中前安打を浴びるなど2死一、三塁からファビアンに左前適時打を許し0-7。この回悪夢の8被安打、7失点で突き放される。 金村は6回途中、89球、6安打、2四死球、4奪三振、4失点(自責3)だった。 7点を追う6回裏は、先頭の水谷がセンターへの3号ソロを放ち1-7。さらに1死から清宮の一塁線への捉えた打球はモンテロのダイビングキャッチに阻まれ2死、レイエスは3安打目となるライトへの二塁打を放つも野村が捕邪飛に倒れた。 7回は先頭の郡司が左翼フェンス直撃の二塁打を放つも、宮崎、奈良間が連続三振、山縣が中飛で凡退。 それでも8回裏、続投の森に対し、先頭の水谷、中島、清宮の3連打で無死満塁。ここでレイエス、野村が連続犠飛3-7。なおも2死一塁で田宮がサードへの内野安打、宮崎が三塁線を破る適時二塁打を放ち4-7と点差を縮める。さらに二、三塁で代打・万波を送ると、二塁へのけん制悪送球で三塁走者が生還し5-7とするが、万波は中飛に倒れていた。 投手陣は6回途中から登板の齋藤が7回を無失点、8回は山本拓が1回を無失点、9回は玉井が中軸を三者凡退。 延長10回表は柳川が野間、矢野、石原を3者連続三振に斬って流れを引き寄せた。

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